10月以降の燃油額、デルタは値下げ−据え置きも目立ち、需要を考慮か
10月1日以降発券分の燃油サーチャージ額を申請する外国航空会社の動向で、7月1日発券分から据え置き、あるいは値下げをする航空会社も出てきている。デルタ航空(DL)は日本発太平洋路線を燃油サーチャージと航空保安料を含み、現在の2万8000円から値下げし、2万円とする。DL日本地区営業支社長の雑賀進氏は「(国際航空運送協会運賃調整会議での決議により)10月から正規運賃を値上げし、原油価格が下がっている状況も考慮した」と説明する。シンガポールケロシン市況価格は、6月の平均が1バレルあたり164.84米ドル...