QF、9月からユニフォームを一新、オーストラリアらしさを全面に
カンタス航空(QF)は9月から、客室乗務員と地上職員などのユニフォームを新デザインに変更する。QFのユニフォームの変更は1994年以来9年ぶりのこと。新ユニフォームはオーストラリアのファッション界における中核的なデザイナーであるピーター・モリセー氏が担当、ストレッチ素材を多用した現代的で機能的なデザインになっている。また、オーストラリアらしさにもこだわり、布地にはアボリジニの言葉で「ウリヤラ」と呼ばれる「ブーメラン」模様をあしらいつつ、QFの客室乗務員は「ロック」のイメージである茶色ベース、QFの子会社で国内線航空会社であるカンタスリンクの客室乗務員は「オーカー」のイメージである赤土色、地上職員用は「オパール」のイメージであるブルーベースで作られているのが特徴。また、スカーフやバッジなども「ウリヤラ」デザインを採用したほか、靴や客室乗務員用のフェイク・クロコダイル製のカバンも新たなデザインに変更する。