日本航空西松社長、「退路を断って取り組む」−収益力の向上へ
日本航空は6日、中期経営計画「2007-2010年度再生中期プラン」を公表した。この計画の名称に「再生」を入れたが、同日の会見で西松遙代表取締役社長は「計画策定者として、退路を断って取り組んでいく」と語り、厳しい現状認識を示し、その対応という考えを強くにじませた。2010年の復配が1つの指標となるが、「出来るだけ前倒しで実現したい」という考え。また、「痛みを分かちあう」こととして、役員報酬のカットで社長は60%、会長、専務は55%、役付取締役は50%、取締役45%とそれぞれ減給する以外に西松社長自身...