光回線安い14選最安値の格安コスパ最強はこれ

安くておすすめの光回線を一挙ご紹介します

目次

月額料金が安い光回線14選。コスパ最強はこれだ

置くだけWiFiやポケットWi-Fiは工事なしで手軽に始められて便利だけど、通信速度や安定性がイマイチ物足りない…、そんな風に考えている方のおすすめなのが、光ファイバーを用いることで抜群の通信速度の速さと安定性を誇「光回線」です。

ただ、一言で光回線と言っても数多くの通信会社がサービスを展開しており、それぞれ特徴や強みと弱み、そして何より毎月の利用料金をはじめとする導入コストが異なるため、どこを選ぶのが正解なのか全く見当がつかない、というユーザーも多いはずです。

そこで今回は、現在100社以上がサービス提供していると言われる光回線の中から、マンションタイプの契約でも、一戸建てタイプの契約でも「月額料金が安い!」と評判になっている光回線を、13社に絞り込んで紹介したいと思います。

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NURO光は月額980円や43,000円キャッシュバックなど最新の特典に注目

nuro光の参考画像

「NURO光」は、テレビCMなども頻繁に流されているため名前を知っているという方も多いはずですが、手ごろな料金設定とあのソニーグループが運営しているという安心感で、多くのユーザーから支持を集めてる人気の光回線サービスです。

NURO光で高速通信ならこちら

NURO光の料金

NURO光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※584.0Mbps
最短契約期間2年または3年もしくは契約期間なし
初期費用開通工事費用44,000円
事務手数料3,300円 
月額料金(2ギガ・3年契約)5,200円(キャンペーン適用で初年度980円)5,200円(キャンペーン適用で初年度980円)
解約違約金3,850円3,850円
キャンペーン等初年度月額基本料金980円特典
最大43,000円キャッシュバック
PS5月額オプション実質無料キャンペーン
※みんなのネット回線速度:2023年7月時点のデータより

出典:みんなのネット回線速度 引用:各種ネット回線速度

そんなNURO光最大の特徴は、何といっても他の光回線サービスを凌駕する「通信速度の速さ」で、一般的なインターネット回線が「下り最大1Gbps」であるのに対し、NURO 光はその倍に当たる「下り最大2Gbps」の通信速度を実現しています。

もちろん、これは「理論値」なので最大速度が2倍だからと言って、「実測通信速度」も2倍出るというわけではありませんが、ポテンシャルが圧倒的に高い分「みんなのネット回線速度」のデータを見ても、今回紹介した光回線サービスの中では、現時点でNO,1の通信速度を叩き出しています。

また、特典やキャンペーンも豪華で、NURO 光 2ギガ(3年契約)に新規契約した場合、初年度の月額基本料金がなんと980円になる特典や、申し込み・開通した方全員を対象とした「43,000円キャッシュバックキャンペーン」、基本工事費割賦と同等額を月額基本料金から割引する「基本工事費実質無料」などを展開しています。

NURO光の料金はマンションタイプと戸建てタイプが同額

さて、NURO光は前述した通り、最大通信速度が他の多くの光回線の「2倍」となる、2ギガプランを基本としていますが、だからと言って月額料金も「2倍」になってしまうのではあまりうまみがない、というわけでNURO光の戸建て・マンションの月額料金と、他の光回線サービスとの月額料金を比較してみました。

サービス名月額料金・戸建て月額料金・マンションセット割の有無
NURO光5,200円5,200円なし
auひかり6,160円~4,730円~あり(au及びUQモバイル)
ソフトバンク光5,720円4,180円あり(ソフトバンク及びワイモバイル)
ドコモ光5,720円~4,400円~あり(ドコモ)

比較している4社はいずれも、光回線利用料(フレッツ回線)と、プロバイダ料がセットになっていてお得な「光コラボレーション」です。

そんななか、最大通信速度が2倍であることを考慮すると、NURO光の月額料金はマンションタイプこそやや割高ですが、戸建てについてはむしろリーズナブルな料金設定だと言えます。

ただ、NURO光には光回線と大手キャリア系スマホをセットにすると、スマホの月額料金が安くなる「セット割」がないため、大手キャリア系スマホをお持ちでセット割で通信費を節約したいと考えている場合は、NURO光の通信速度の速さをとるかセット割によるお得感をとるか、よく検討すべきでしょう。

ちなみに、NURO光の詳しい料金設定は、以下のようになっています。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,200円5,200円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3300円+44,000円3300円+44,000円
オプション料金NURO光電話:北海道・東北・関東550円
海・関西・中国・九州330円
NUROサクッとサポート:550円
同左
解約にかかる費用3,850円+開通工事費の残債3,850円+開通工事費の残債

NURO光の申し込み手順は簡単5ステップ+工事予定日の予約

他の光回線サービスを上回る「2ギガプラン」を用意しており、速い通信速度が特徴であるNURO光には、電話またはWEBという2パターンの申し込み方法があります。

このうち最も手軽で、スピーディーに契約できるWEBでも申し込み手順は、以下で示す「〇ステップ」です。

STEP.1
サービス提供エリアの確認
まず最初に、申し込み時点で開催されているキャンペーンの中から、希望のキャンペーンを選択します。次に、郵便番号や住居タイプ(戸建て・マンション)を入力し、お住まいの場所がNURO光のサービス提供エリアであるかを確認します。
STEP.2
加入プランの選択
ステップ1でサービス提供エリアであることが確認できたら、2ギガプランまたは10ギガプランかを選択します。ただし、最初に選択したキャンペーンによっては、10ギガプランが選べないこともあります。
STEP.3
オプションサービスの選択
NURO でんき・NURO ガス・NURO でんわ・ひかりTV for NURO・amue linkなどといったオプションの中から加入を希望するものをチョイスします。
STEP.4
契約者情報の入力
提示される器用規約を読みそれに同意したのち、契約者の氏名年齢電話番号と、NURO光の設置先住所などを入力します。
STEP.5
支払方法の選択
クレジットカード決済、各携帯キャリア決済(ドコモ・ソフトバンク・au)、もしくは口座振替のいずれかを選択します。なお、口座振替の場合は電話での申し込みが必要となります。

ステップ5の支払い方法の選択し、カード情報などを入力後これまでの入力内容を確認し、「注文を確定する」をクリックすればNURO光の申し込みはひとまず完了です。

申し込み確定後、そのまま回線開通工事日の選択・決定画面に移動し、そのまま工事日予約をすることもできますがこの時点で日程が決まっていない場合は、後日に予約することもできます。

auひかりはauスマホのとセット割を適用することでさらにお得に

au光の参考画像

auひかりは、その名の通り国内携帯キャリアの一角である「au」が提供している光ファイバーサービスで、ひかり回線とプロバイダサービスをセットにしている「光コラボ」であるため、それぞれを個別に契約するより手間がかからず、何より料金的にお得です。

auひかりはこちら

auひかりの料金

auひかりの申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※529.33Mbps
最短契約期間3年・2年・なし(プランによって異なる)
初期費用開通工事費用41,250円
事務手数料3,300円 
月額料金6,160円~4,730円~
解約違約金3年契約:4,730円、2年契約:4,460円3年契約:4,730円、2年契約:4,460円
キャンペーン等キャッシュバックキャンペーン等(代理店・手続きサイトなどによって概要が異なるため要確認)

また、普段からauスマホを使っているユーザーであれば、このauひかりを契約することでスマホの毎月の基本料金がスマホの加入プランによって「スマホ1台当たり」550円~1,100円割引される「auスマートバリュー」が適用されます。

しかも、このスマートバリューは契約者本人のみなならず、同居している家族はもちろんのこと離れて暮らしている50歳以上のご家族も含めて、何と最大10台まで割引の対象となるため、対象となるauスマホが多い場合は相当額の通信コストを節約できます。

auひかりの料金は割高にみえるものの信頼感は抜群

auひかりは、フレッツ光回線を使用している一般的な光コラボレーションと異なり、au独自の回線を用いてはいますが、月額料金の中に「プロバイダ料」が含まれている点は、光コラボと同じく光回線業者とプロバイダを個別に契約するより、トータルの料金を節約できます。

また、戸建て・マンションともに一見すると月額料金が「割高」に感じられますが、auグループが運営している光回線サービスであるため、auスマホと一緒に契約するとその月額料金が毎月割引されるセット割の存在を考慮すると、auスマホの所持状況によっては、運営元の信頼感やネームバリュー、そして肝心かなめの料金的にも、契約先の候補の1つに加えるべき光回線だと言えます。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金6,160円~4,730円~
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+41,250円3,300円+41,250円
オプション料金auひかり電話:550円
auひかりテレビサービス:ジャンルパック 1,628円/月
同左
解約にかかる費用3年契約:4,730円、2年契約:4,460円+開通工事費の残債3年契約:4,730円、2年契約:4,460円+開通工事費の残債

大手携帯キャリアが運営するauひかりの申し込み手順は簡単5ステップ

抜群の知名度と信頼感が特徴であるauひかりを利用したい場合は、以下のステップに沿って手続きを進め契約を確定します。

その後、開通工事の日程を決めそれが完了すれば、おおむね申し込みから1か月程度で、光回線による高速インターネットを利用可能です。

STEP.1
提供エリア・料金の確認
auひかりの公式HPから「新規申し込み」をすると、提供エリアの確認と、その結果に沿って選択可能なプランが提示されます。その後プラン・プロバイダ・オプションなどを選択することになりますが、この時毎月の料金が確認可能です。
STEP.2
申込者情報の入力
サービス内容に関する説明に同意後、申込者情報の入力フォームへ氏名・利用先の住所・住居形態などを入力しましょう。
STEP.3
支払情報の確認
次に、講座振替・クレジットカード、あるいはauかんたん決済(携帯キャリア決済)のいずれかから支払方法を選択します。
STEP.4
オプションの選択
続いて、「かけつけ設定サポート」などのオプションの中から、加入を希望するものがあれば選択しておきましょう。
STEP.5
確認
最後に、契約タイプや選択したプラン・オプションなどのに応じて、毎月の支払料金(目安)と初期費用のが表示されるため、それを確認し申し込みをクリックすれば手続き完了です。

hiho光は自社が提供しているセット割がある

次に紹介する「hiho光」についても、インターネットプロバイダサービスを展開している株式会社ハイホーが、NTTのフレッツ光回線を借りうけ、ユーザーに快適で高速なネット環境を提供している「光コラボ」ですから、光回線業者とプロバイダを個別に契約する必要がありません。

hi-ho光でお得に楽しみたい方はこちら

hiho光の料金

hiho光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア 全国
平均的な通信速度(下り)※Mbps
最短契約期間3年
初期費用開通工事費用戸建て19,800円、マンション16,500円
事務手数料3,300円 
月額料金4,125円5,445円
解約違約金3,750円4,950円
キャンペーン等 光はじめる割
ファミリータイプ:30ヵ月間660円(税抜600円)引き
マンションタイプ:30ヵ月間550円(税抜500円)引き

また、全国にエリアを広げるフレッツ光回線を流用しているため、高速通信はもちろん回線の品質・安定性は申し分ありませんし、次世代規格「IPv6」に対応していますから、セキュリティ面においても高い安全性を保っています。

hiho光の料金は光回線の相場的にも安い

hiho光は光コラボであるため、プロバイダが運営元が同じ「ハイホー」に限定されはしますが、戸建てで「5,445円」マンションで「4,125円」と、光回線の平均的な料金相場から見ても、かなりリーズナブルな部類に入ると言えます。

また、au・ソフトバンク・ドコモ及びその格安ブランドといった大手携帯キャリアとのセット割はありませんが、同じhi-hoの格安SIM「hi-ho LTE typeD」と同時契約している場合、合計利用料金が毎月200円引きになるため、数は多くないかもしれませんが、hi-hoの格安SIMをお使いの場合は契約先の候補に入れておくべきです。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,445円4,125円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+19,800円3,300円+16,500円
オプション料金hi-hoひかり セレクト:ネット料金+825円(税抜750円)で、セキュリティソフト「マカフィー®マルチアクセス」「訪問サポート割引」「通信端末修理費用保険」が利用可能。同左
解約にかかる費用4,950円+開通工事費の残債4,125円+開通工事費の残債

hiho光の申し込み手順を始める前に電話で疑問点を相談しておくのもあり 

hiho光への申し込みは、下記に示した手順に沿ってWEBで行うことになりますが、料金体系に関する事や各プランの内容、その他hiho光に関することで疑問や不安な点があった場合は、申し込み手続きを進める前に「hi-ho インフォメーションデスク(0120-858140)」に電話で問い合わせるか、詳しい説明が記載されている資料を請求して、しっかりと理解を深めておくのも手です。

STEP.1
まずは事前準備から
hiho光の申し込みはその公式HPからすぐにできますが、その前準備として契約後にhiho光のサービスの中で利用するメールアドレスを決めておきましょう。また、hiho光のサービス内容詳細についても、ここで事前確認しておくと安心です。
STEP.2
提供エリアの検索
次に、光回線設置先の固定電話番号を市外局番から入力すると、そこがさーび提供エリアかどうか検索可能です。なお、設置先に固定電話がない場合もあると思いますが、その場合は、設置先近隣の固定電話番号の頭7桁と下3桁に「000」を入力すればOKです。
STEP.3
コース確定
ステップ2で検索した結果サービス提供エリアであれば、提供されているプランに申し込みボタンが表示されるため、任意のコース・プランを選ぶと個人情報入力フォームへと進みます。
STEP.4
個人情報入力
NTT・hihoの契約情報のほか支払い情報など少々乳リュク事項が多いため、入力漏れや入力ミスがないよう気をつけましょう。、
STEP.5
申し込み完了
選択したコース・プラン、入力し情報に誤りがないことを確認して申し込みを確定すれば手続き完了です。

ソフトバンク光はコラボ光でセット割も使えるのでお得

ソフトバンク光の参考画像

最後に紹介する「ソフトバンク光」も、プロバイダと光回線をセットでいっぺんに加入でき料金的にもお得な光コラボで、通信速度の速さや安定性の高さで多くのユーザーから人気を集めているサービスです。

ソフトバンク光の料金

ソフトバンク光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※316.21Mbps
最短契約期間2年
初期費用開通工事費用26,700円
事務手数料3,300円 
月額料金5,720円(1ギガ回線:2年契約自動更新)4,180円(1ギガ回線:2年契約自動更新)
解約違約金5,720円(1ギガ回線:2年契約自動更新)4,180円(1ギガ回線:2年契約自動更新)
キャンペーン等メッシュWi-Fi使ってキャンペーン・・・初月と翌月のメッシュWi-Fiの月額利用料金を割引
SoftBank 光 Netflixパックキャンペーン・・・加入初月はSoftBank 光の基本料金のみ、さらに加入2ヵ月目は、ベーシックプランの料金でプレミアムプラン、スタンダードプランを利用可能
他社からの乗り換えキャンペーン・・・他社からの乗り換えで、違約金を満額還元。

また、前出のauひかり・ドコモ光と同じく、携帯キャリアがその運営母体であるため、ソフトバンクのスマホ料金が毎月一台につき最大1,000円割引される「おうち割光セット」が適用されます。

この「おうち割光セット」は、auのスマートバリューと同じく、契約者だけでなく家族のほかにも、離れて暮らしている家族のスマホにも適用されるため、世帯全体としての通信費を大幅に節約できますから、若干光回線としての月額料金は割高であるものの、家族にソフトバンクユーザーが多い場合は、契約先の候補に加えておくべきだと考えています。

ソフトバンク光は携帯キャリア系の中では料金設定がお手頃

ソフトバンク光は、携帯キャリア大手のソフトバンクが運営する光回線ですが、ライバルであるau・NTTドコモが運営する光回線サービスと異なり、独自回線(ではなくNTTの回線(フレッツ光回線)を借り、光回線サービスの提供をしているため、その分他の大手キャリア系光回線より、開通工事費や月額料金などがやや割安です。

また、現在フレッツ光を利用している場合、ソフトバンク光はそれこそ全く同じフレッツ光回線を利用しているため、他の回線(独自回線)を用いているケースのように回線の撤去工事が必要なく、そのままの状態ですぐに乗り換えをすることができます。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,720円(1ギガ回線:2年契約自動更新)4,180円(1ギガ回線:2年契約自動更新)
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+26,700円3,300円+26,700円
オプション料金おうちの電話:550円
光BBユニットレンタル:518円
ソフトバンク 光テレビ:825円
同左
解約にかかる費用5,720円(1ギガ回線:2年契約自動更新)+開通工事費の残債4,180円(1ギガ回線:2年契約自動更新)+開通工事費の残債

の申し込み手順47582

STEP.1
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STEP.2
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STEP.3
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STEP.4
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STEP.5
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enひかり光回線とプロバイダがセットでお得

en 光の参考画像

enひかりは、「株式会社縁人」という電力系の通信会社が運営しているものの、NTTのフレッツ光(回線)とプロバイダのサービスが合体した「光コラボレーションモデル」の光回線であるため、「光回線業者」と「プロバイダ」を別々に契約する手間がかからないうえ、何よりマンションタイプも一戸建てタイプも月額料金が業界トップレベルにリーズナブルなのが特徴です。

enひかりの料金

enひかりの申し込み方法

enひかりマンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国(NTT東日本・西日本のフレッツ光サービスエリアと共通)
平均的な通信速度(下り)※ 371.15Mbps
最短契約期間なし
初期費用開通工事費用①無派遣工事 2,200円(税込)
②訪問工事あり、屋内配線新設なし 8,360円(税込)
③訪問工事あり、屋内配線新設あり 16,500円(税込)
事務手数料3,300円 
月額料金3,520円4,620円
解約違約金0円0円
キャンペーン等v6プラス対応無線LANルーター大特価キャンペーン
エレコム社製 メーカー価格 7,480円
→大特価キャンペーン価格1,320円

enひかりの月額基本料金はいずれも税込みで、戸建てタイプが4,620円、マンションタイプが3,520円となっており、これには通常1,000円前後かかるプロバイダ料も含まれているため、光回線業者とプロバイダを別々に契約するケースと比較し、おおむね500~1,000円程度ネット環境整備にかかるコストを節約できますし、他の光コラボと比較してもかなり安いレベルだと言えます。

これだけ月額料金がリーズナブルだと、通信速度が遅いのではないかとか、安定しないのではないかと心配になる方もいるかもしれませんが、enひかりは通信速度や安定性などのクオリティを落とすことなく、広告費や人件費を削減することで低価格を実現しているので安心です。

さらに、光回線の中には2年・3年などの最低契約期間を定め、契約期間が終了する前に解約すると違約金を請求してくるところも多いですが、enひかりの場合は最短契約期間の定めが全くなく、当然解約違約金が発生・請求されることもない点も大きなメリットと言えます。

enひかりの料金設定はリーズナブルで解約違約金もないから光回線初心者向け

enひかりの月額料金は、戸建てタイプで「4,620円」、マンション・アパートタイプで「3,520円」と、サービスエリアが全国である「フレッツ光」と同等の品質を持ち、プロバイダ料も月額料金に含まれている「光コラボレーションモデル」としては、業界でもトップレベルに料金設定が安い光回線サービスと言えます。

また、初期費用である回線工事費についても、戸建て・マンションともに「16,500円(訪問工事あり、屋内配線新設あり)」と、他社と比較して割安なうえ、最短契約期間(縛り期間)がなく必然的に解約違約金も発生しないため、ひかり回線が初めてという初心者であっても、非常に始めやすい光回線サービスだと評価できます。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金4,620円3,520円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+16,500円(訪問工事あり、屋内配線新設あり)3,300円+16,500円(訪問工事あり、屋内配線新設あり)円
オプション料金eoひかり電話:550円
enひかりサポート:550円
enひかり電気:390円
enひかりテレビ
(フレッツ・テレビ):825円
同左
解約にかかる費用0円+開通工事費の残債0円+開通工事費の残債

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の申し込み手順

STEP.1
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STEP.2
タイトル2
中身2
STEP.3
タイトル3
中身3
STEP.4
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中身4
STEP.5
タイトル5
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BB.Excite光 Fitは使った分だけ支払えばいいから節約できる

BBexciteの参考画像

続いて紹介するのは、1997年に設立して以降プラットフォーム事業やブロードバンド事業、SaaS・DX事業などを手広く行っているが運営している「BB.Excite光 Fit」です。

BB.Excite光 Fitの料金

BB.Excite光 Fitの申し込み方法

BB.Excite光 Fitマンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国(NTT東日本・西日本のフレッツ光サービスエリアと共通)
平均的な通信速度(下り)※285.25Mbps
最短契約期間なし
初期費用開通工事費用14,500円
事務手数料1,100円
月額料金500GB以上:4,180円
500GB未満:4,180円
200GB未満:3,410円
30GB未満:2,640円
500GB以上:5,830円
500GB未満:5,060円
200GB未満:4,290円
30GB未満:3,520円
解約違約金なしなし
キャンペーン等 標準工事費最大7,500円割引&Wi-Fiルーターも選べるお得なキャンペーン
・標準工事費用( 新規申込 マンション、ファミリー) 15,000円⇒最大7,500円割引
・登録手数料 3,300円⇒0円 または IPv6 IPoE対応Wi-Fiルータープレゼント

BB.Excite光 Fitの最大の特徴は、何といっても光回線業界としては非常に珍しく、月々使った通信データ量の分だけ料金を支払う「従量制課金」を導入していることでしょう。

例えば、戸建てタイプの場合「500GB以上」の場合は「5,830円/月」と格別安いという水準ではありませんが、月当たりのデータ使用料が少なく「500GB未満」になると料金が「5,060円/月」に、さらに減って「200GB未満」となれば、「4,290円/月」、さらにグンと通信データ量が減って「30GB未満」になると、「3,520円/月」にまで月額料金がリーズナブルになります。

置くだけWiFiやポケットWi-Fiなら、従量制課金もそれほど珍しくありませんが、通信速度や安定性で無線通信であるWiFiを上回る光回線で、使った分だけ料金を請求される無駄のないシステムが月によってインターネットの利用頻度が異なる方を中心に好評を博し、置くだけWiFiやポケットWi-Fiからの乗り換えユーザーが増えているようです。

BB.Excite光 Fitの料金はライトユーザーほどお得

BB.Excite光 Fitは、同じ会社が運営するエキサイト光やエキサイトMEC光と同様に、安定して速い通信速度を得られる速度が安定のIPv6に対応しているほか、ネットの使用量によって月額料金が上限する従量制課金を採用していることが最大の持ち味であり、最小単位である「30GB未満」程度しか毎月データをつかわない方であれば、最安レベルで通信速度が速く安定性も早い光回線サービスを利用できます。

また、新規契約時に必ず必要となる開通工事の費用が割安なほか、通常どの光回線サービスでも33000円に設定している事務手数料(新規契約時。転用・事業者変更時は無料)が「1,100円」と若干安く設定されている点も魅力です。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金従量制課金
500GB以上:5,830円
500GB未満:5,060円
200GB未満:4,290円
30GB未満:3,520円
従量制課金
500GB以上:4,180円
500GB未満:4,180円
200GB未満:3,410円
30GB未満:2,640円
初期費用(事務手数料+開通工事費),1,100円+14,500円1,100円+14,500円
オプション料金BB. excite光電話:550円
BB. excite光テレビ:825円
BB. excite光リモートサポート:550円
同左
解約にかかる費用なし+開通工事費の残債なし+開通工事費の残債

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の申し込み手順

STEP.1
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中身1
STEP.2
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STEP.3
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STEP.4
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楽天ひかりは割引キャンペーンをしていることが多い。1年間毎月2000円節約

楽天光の参考画像

つづいて紹介する「楽天ひかり」は、インターネット通販・金融そして通信まで、幅広い分野で事業を展開している、あの楽天グループが運営している光回線サービスです。

楽天ひかりの料金

楽天ひかりの申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※241.32Mbps
最短契約期間3年
初期費用開通工事費用配線調整あり16,500円(戸建ては+3,300円)
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
事務手数料3,300円 
月額料金4,180円(キャンペーン適用で1年間2,000円OFF )5,280円(キャンペーン適用で1年間2,000円OFF )
解約違約金4,180円5,280円
キャンペーン等光回線他社から乗り換えキャンペーン:他社からの乗り換えで月額基本料が毎月2,000円お得。
SPU(スーパーポイントアップ)プログラム:楽天ひかりを契約・開通すると楽天ポイント1000ポイントプレゼントほか。

楽天ひかりの特徴としてまず挙げられるのが、大型の割引キャンペーンをよく実施することで、現在は他社から楽天ひかりに乗り換えた方を対象に、月額基本料金を1年間毎月2000円割引する、「光回線他社から乗り換えキャンペーン」が行われています。

また、楽天と言えば楽天市場で買い物をすると貯まっていく、「楽天ポイント」を目当てにしている方も多いはずですが、この楽天ひかりとスマホなどの楽天モバイルを同時に使えば、楽天市場の買い物で獲得できるポイントが、通常のなんと4倍になるという、通販をよく利用するユーザーにとっては非常にうれしい特典もあります。

楽天ひかりの料金設定は携帯キャリア系で最安レベル

下表で示した楽天ひかりの料金設定を見ると、キャンペーン適用で1年間限定とはいえ、プロバイダ料まで含めた月額料金が戸建てタイプで「5,280円」、マンション・アパートタイプで「4,180円」と、au・ソフトバンク・NTTドコモに次いで携帯業界に参入を果たしたキャリア運営の光回線サービスとしては、かなりリーズナブルな料金を打ち出しています。

ただし、他の携帯キャリア系と異なり、楽天モバイル(スマホなど)と楽天ひかりとのセット割は、執筆現在実施されていないため、楽天ひかりを契約しても楽天のスマホについては、毎月の利用料金の割引なしで利用することになります。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,280円(キャンペーン適用で1年間2,000円OFF )4,180円(キャンペーン適用で1年間2,000円OFF )
初期費用(事務手数料+開通工事費),3,300円+3,300円+
オプション料金電話設定サポート:2,200円
スーパーセキュリティ マルチプラットフォーム版:385円
リモートサポート:550円
同左
解約にかかる費用5,280円+開通工事費の残債4,180円+開通工事費の残債

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の申し込み手順

STEP.1
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STEP.2
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ぷらら光は光回線とプロバイダが1つになったコラボ。月額料金を1,000円削減

ぷらら光の参考画像

「ぷらら光」は、NTTの光回線サービスである「フレッツ光」と、プロバイダサービスが一体となったいわゆる「光コラボ」で、フレッツ光ならではの通信速度の隼人里安定性を持ちながら、月額料金で比較留守と、フレッツ光とプロバイダを別々に契約するときより、1,000円以上月額料金が安くなるのが最大の特徴です。

ぷらら光の料金

ぷらら光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※ 250.76Mbps
最短契約期間なし
初期費用開通工事費用配線調整あり16,500円(戸建ては+3,300円)
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
事務手数料0円 
月額料金3,960円5,280円
解約違約金なしなし
キャンペーン等ゲーミングネットワーク「GGGG光オプション」2ヶ月無料
Wi-Fiルーター無料レンタル

また、光コラボも含め多くの光回線業者が、最短契約年数いわゆる「縛り期間」を2年または3年にしており、この縛り期間が終了しかつ3か月間の更新月以外で解約しないと「解約違約金」が発生する中、ぷらら光にはそもそも最低契約期間が存在しないため、いつ辞めても解約違約金がかかることがありません。

さらに、何らかの理由でぷらら光を解約して光コラボに乗り換えようとする場合でも、ぷらら光もフレッツ光回線を利用した光コラボですから、一度開通させた光回線を撤去することなく、そのまま「転用」という方にで乗り換えることが可能です。

そして、先ほども述べたとおり、このぷらら光はいつ辞めても解約違約金がかからないうえ、2022年7月の法律回線により、今まで請求されていた転用時の事務手数料も「廃止」されたため、ぷらら光から他の光コラボへの乗り換えに関しては、ほぼ自己負担なくできるようになりました。

ぷらら光の料金はWi-Fiルーターのレンタル料込み

従来の接続(PPPoE方式)に比べ混雑時における通信の遅延・停滞が少なく、高速化を実現している次世代通信技術IPoE方式の「IPv6接続」を採用しているぷらら光の月額料金は、戸建てタイプで「5,280円」、マンション・アパートタイプで「3,960円」と、光コラボの平均的な月額料金相場から見ても、かなり安い部類に入ります。

また、縛り期間がないため解約違約金も発生しない(開通工事分割分の残債は一括請求される)ほか、開通工事代も比較的リーズナブルで、IPv6(IPoE方式)に対応したWi-Fiルーターを無料レンタルしてくれるため、解約時のコストや初期費用の負担も少なく始めることができる点も魅力です。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,280円 3,960円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+19,800円3,300円+16,500円
オプション料金ぷらら光電話ベーシック:550円同左
解約にかかる費用なし+開通工事費の残債なし+開通工事費の残債

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の申し込み手順

STEP.1
タイトル1
中身1
STEP.2
タイトル2
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STEP.3
タイトル3
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STEP.4
タイトル4
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STEP.5
タイトル5
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DTI光は利用期間の縛りも違約金もなし!縛り金を節約したい方へ

DTI光の参考画像

次に、マンション・戸建てタイプともに月額料金が安い光回線として紹介する「DTI光」は、1995年に設立以降インターネット接続サービスやモバイル通信サービスの開発・提供・運用、アプリケーションソフトウェアや情報プラットフォームの開発・提供・コンサルティングなどを手掛けてきた、「株式会社ドリーム・トレイン・インターネット」が運営する光回線サービスです。

DTI光の料金

DTI光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※221.26Mbps
最短契約期間なし
初期費用開通工事費用配線調整あり16,500円(戸建ては+3,300円)
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
事務手数料3,300円 
月額料金3,980円5,280円
解約違約金なしなし
キャンペーン等Wi-Fiルータープレゼント
最大24,000円キャッシュバック(新規契約)
10,000円キャッシュバック(事業者変更・転用)

DTI光の特徴は、なんといってもその月額利用料金のリーズナブルさで、マンションタイプは3980円、戸建てタイプで5280円と置くだけWiFiやポケットWiFiと大して変わらない金額で、安定性と通信速度の速さで無線WiFiに勝る光回線によって、快適にインターネットを利用できます。

また、auスマホを使っている場合は「セット割」が適用され、スマホ側の月額料金が最大1,320円も毎月割引になるうえ、DTI光の運営会社が提供している格安SIMの「DTI SIM」を利用している場合でも「セット割」が適用され、ただでもリーズナブルなDTI SIMの月額料金がさらに毎月165円安くなります。

加えて、DTI光には最低契約期間つまり縛り期間が存在しないため、いつ解約しても違約金が発生することはありません。

DTI光の料金は「DTI SIM」を持っているとお得になる

DTI光も、光回線の使用権利とプロバイダサービスが一体となっている「光コラボレーションモデル」ですから、リーズナブルだと評判の月額料金には、プロバイダ料も含まれているためお得で、わざわざ個別に契約する必要もないためお手軽です。

また、DTI光を運営しているドリーム・トレイン・インターネットは、2011年からモバイルデータ通信事業に参入しており、同社格安SIMである「DTI SIM」とDIT光を同時契約している場合、「DTI光×SIMセット割」が適用され、ただでもリーズナブルなDTI光の月額使用料がさらに毎月165円割引となります。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,280円 3,980円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
3,300円+配線調整あり16,500円(
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
オプション料金DTI光テレビ:825円
DTI光電話:550円~
DTI 光あんしんリモートサポート:550円
同左
解約にかかる費用なし+開通工事費の残債なし+開通工事費の残債

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の申し込み手順

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BIGLOBE光は工事費無料で40,000円以上もらえる!?4,0000円の節約

ビッグローブ光の参考画像

「BIGLOBE光」は、置くだけWiFiやポケットWiFiなどのWiMAX系ホームルーターやモバイルルーターのジャンルでも、高額キャッシュバックキャンペーンを展開していることで有名なプロバイダの「BIGLOBE」のサービスと、光回線サービスが一体となった「光コラボ」になります。

BIGLOBE光の料金

BIGLOBE光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※263.11Mbps
最短契約期間3年
初期費用開通工事費用配線調整あり16,500円(戸建ては+3,300円)
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
※新規契約の場合は特典の適用で実質無料。
事務手数料3,300円 
月額料金4,378円5,478円
解約違約金3,360円4,230円
キャンペーン等40000円キャッシュバックもしくは1年間月額料金割引
新規工事費実質0円
無線LANルーター1年間理療量0円

フレッツ光と好みのプロバイダを別々に契約した時と変わりのない速い通信速度と安定性を得られるにもかかわらず、それよりも月額料金が安上がりという光コラボに共通するメリットがあるのはもちろん、BIGLOBEの持ち味と言える豪華なキャンペーン・特典は健在。

何せ、多くの方が光回線を新規導入する際の初期費用として頭を痛めている、回線開通工事代が無料になる特典のほか、40000円のキャッシュバックもしくは1年間月額料金と2725円割引される特典、さらに無線LANルーター同時申込すればその利用料が1年間0円になる特典まで用意されています。

大型キャンペーンを加味するとBIGLOBE光の料金はかなり安い?!

下表でまとめているとおり、月額料金のほか開通工事費をはじめとする初期費用やオプション料金を見ても、BIGLOBE光の料金設定は、回線の速度・安定性が大きく向上する「IPv6」通信規格に対応しているうえ、往路倍だ量も含まれている光コラボであることを考えると、かなり「格安」といえる水準です。

また、前述した通り開通工事代実質無料やキャッシュバックなどのキャンペーンが豊富なうえ、auまたはUQモバイルをお持ちの場合、それぞれのスマホ月額料金が毎月割引されるセット割(auスマートバリューまたはUQ mobile 自宅セット割、併用不可)も適用されるため、両者のスマホをお持ちの方は候補に入れておくべきです。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,478円 4,378円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
※新規契約の場合は特典の適用で実質無料。
3,300円+配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
※新規契約の場合は特典の適用で実質無料。
オプション料金無線LANルーターレンタル:550円(特典適用で1年間0円)
ビッグローブ光電話:550円
ビッグローブ光テレビ:825円
同左
解約にかかる費用4,230円+開通工事費の残債3,360円+開通工事費の残債

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の申し込み手順

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OCN光は安定の高速通信。OCN単体で契約するよりもこちらの方がお得

OCN光の参考画像

次に紹介する「OCN光」は、NTTドコモが運営している日本最大級のインターネットプロバイダ「OCN」のサービスと、フレッツ光がセットになっている光コラボであるため、その月額料金設定はフレッツ光と他のプロバイダを単体で契約するより安く設定されています。

OCN光の料金

OCN光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※ 270.54Mbps
最短契約期間2年
初期費用開通工事費用配線調整あり16,500円(戸建ては+3,300円)
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
事務手数料3,300円 
月額料金3,960円5,610円
解約違約金3,600円(2022年7月1日以降に契約の場合)
11,000円(2022年7月1日以前に契約の場合)
3,600円(2022年7月1日以降に契約の場合)
11,000円(2022年7月1日以前に契約の場合)
キャンペーン等

とはいえ、戸建てタイプの月額料金設定は他の光回線サービスと比較してそこまで変わりません(と言っても5,610円なのでリーズナブル部類に入る)が、マンションタイプに関しては「3,960円」と、税込み価格で4000円を切っているところはうれしいポイントです。

また、OCN自体がNTT系列であるためかどうかは定かではありませんが、理論的な通信速度が2倍に達しているNURO光はともかく、他の光回線・光クラ簿が軒並み220~240Mbpsあたりの実測通信速度なのに対し、OCN光の平均実測通信速度は270Mbpsほどと、通信速度が約1割程度早くなっているようです。

※OCN 光は2023年6月30日(金)をもって、新規・転用および事業者変更手続きの受付を終了しています。

OCN光の料金設定はドコモ光と同じ

OCN光の料金内訳をみると、NTTドコモという最大手通信キャリア系の光回線としては、戸建て・マンションともにリーズナブルな料金設定となっているうえ、当然NTTドコモのスマホを持っている場合はセット割が適用され、スマホの料金が毎月割引されます。

ただし、前述した通りOCN 光は2023年6月30日(金)をもって、新規・転用および事業者変更手続きの受付を終了しており、今後は運営元であるNTTドコモと統合され、料金等の詳細はこの後紹介する「ドコモ光(「1ギガ タイプA」「10ギガ タイプA」)」に対応することになるため、そちらをご参照ください。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,610円3,960円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
3,300円+配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
オプション料金OCNひかり電話:550円
IPoEアドバンス:1,848円
OCNプレミアムサポート:660円
同左
解約にかかる費用3,600円(2022年7月1日以降に契約の場合)
11,000円(2022年7月1日以前に契約の場合)
+開通工事費の残債
3,600円(2022年7月1日以降に契約の場合)
11,000円(2022年7月1日以前に契約の場合)
+開通工事費の残債

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の申し込み手順

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さすガねっとは大阪ガスが提供するサービス。物件によって1,540~2,420円割引

さすがネット、の参考画像

少々風変わりなネーミングが話題となっている「さすガねっと」は、東京ガス・東邦ガス・西部ガスと並ぶ大手4大都市ガス事業者の一角を占める「大阪ガス」が、2022年3月から提供を始めている光回線サービスです。

さすガねっとの料金

さすガねっとの申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア大阪府/京都府/兵庫県/奈良県/和歌山県/滋賀県
平均的な通信速度(下り)※204.95Mbps
最短契約期間3年
初期費用開通工事費用44,000円
事務手数料3,300円 
月額料金(1Gはやとくプラン)初年度:2,530円(スタート割・ガスセット割適用)
2年目以降:4,070円(ガスセット割適用)
初年度:2,970円(スタート割・ガスセット割適用)
2年目以降:5,390円(ガスセット割適用)
解約違約金3,245円(2年定期契約の場合)4,565円(2年定期契約の場合)
キャンペーン等スタート割
ガスセット割
工事費相当額割引(月賦支払い相当の割引)
違約金相当額補填割引(最大19,800円)

関西地方に都市ガスインフラを提供している企業が運営していることから、全国にネットワークを張り巡らせているフレッツ光と異なり、さすガねっとを契約できるのは「大阪府/京都府/兵庫県/奈良県/和歌山県/滋賀県」という関西・近畿地方の2府4県(※)に限られますが、その分ユーザー数も限られてくるため、時間帯や曜日などによって通信が込み合うことがなく、いつインターネットを使用しても通信速度が速く安定していると評判になっています。

※さすガねっとを運営する大阪ガスは、このほかに岡山県にも都市ガスインフラを提供しているが、さすガねっとに関しては岡山県がサービス提供エリアに含まれていないので注意。

また、肝心かなめの月額料金に関しても、プランや物件によって1,540~2,420円と割引額は異なりますが、新規契約の場合は初年度の月額料金が割引される「スタート割」が適用されるため、マンションタイプ・戸建てタイプともに、他の光コラボとそん色のないリーズナブルな月額料金で、快適にインターネットを楽しむことができます。

さらに、光回線の「セット割」と言えば、通常スマホ料金の割引特典のことを指しますが、さすガねっとは大阪ガスが運営している光回線サービスであるため、大阪ガスとセットで契約すると「ガスセット割」が適用され、毎月の光回線利用料金が330円割引される点も、さすガねっとならではの特徴です。

さすガねっとの「初年度料金」は業界屈指のリーズナブルさ

さすガねっとの料金設定をさらに深堀りしてみると、いかにスタート割やガスサービス同時利用時のセット割が適用されているとはいえ、戸建てマンションともに3,000円を切る料金設定は、正直言ってかなり魅力的です。

これは、さすガねっとが2022年にサービス提供を開始したばかりの新規参入組で、先行しているライバルより料金設定を下げ顧客の取り込みを狙うキャンペーン戦略と考えられるため、一定の年数が経過し顧客が集まり始めれば、月額料金の設定も「相場なり」になる可能性があるため、サービス提供エリアにお住まいでさすガねっとへの加入を考えている場合は、早めの決断が必要かもしれません。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金初年度:2,970円(スタート割・ガスセット割適用)
2年目以降:5,390円(ガスセット割適用)
初年度:2,530円(スタート割・ガスセット割適用)
2年目以降:4,070円(ガスセット割適用)
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+44,000円3,300円+44,000円
オプション料金さすガねっとTV:1,100円
さすガねっとひかり電話:550円
同左
解約にかかる費用4,565円(2年定期契約の場合)+開通工事費の残債3,245円(2年定期契約の場合)+開通工事費の残債

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の申し込み手順

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eo光はNetflixパックで動画視聴が1年無料!動画料金を節約したい人向け

eo光の参考画像

「eo光」は、電気通信事業や有線一般放送事業、情報システムや電気通信ならびに放送に関するシステム開発・運用・保守業務などを通じ、「一人ひとりが豊かに生きる未来」の実現を目指している「株式会社オプテージ」が運営している光回線サービスです。

eo光の料金

eo光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、福井の一部地
平均的な通信速度(下り)※ 729.41Mbps
最短契約期間1年
初期費用開通工事費用29,700円
事務手数料3,300円 
月額料金3,876円5,448円
解約違約金2,200~6,600円2,200~6,600円
キャンペーン等Netflix月額料金最大1年分無料
またはNetflix月額料金最大10ヶ月+ストリーミングメディアプレーヤープレゼント

運営会社が関西電両系列であるため、サービス提供エリアも関西地方に限定されますが、電力会社が異種的に管理している回線を用いてサービスを提供するいわゆる「独自回線」の光であるため、利用者の多いNTT回線に比べて回線が混雑するリスクが低く通信の安定性に優れ、何より通信速度も一般的な光回線より早いのがメリットです。

また、近年では動画配信サービスを快適なネット環境で楽しみたいため、光回線の導入を検討する方も多いですが、eo光ネットには大人気動画配信サービスの「Netflix」がセットになった「Netflixパック」があり、今ならなんとその月額料金が1年間無料となる特典まで用意されています。

eo光の料金は格安SIMの「mineo」を利用しているとさらに安くなる

eo光の料金設定は、他の光回線サービスと同等という得る水準ですが、2年契約が適用条件となる「即割」のほか、「eo光ネット 最大12カ月間900円割引キャンペーン」と、「eo暮らしスタート割」のすべてを適用すれば、1年目の月額料金が戸建て・マンションタイプともに「2,380円(1ギガコース)」となるため大変リーズナブルです。

また、eo光を運営しているオプテージが提供している、au/ドコモ/ソフトバンクの3キャリアに対応した格安SIMの「mineo」を利用している場合は「eo × mineoセット割」が適用され、eo光ネットの月額料金から毎月330円割引となります。(ただし、キャンペーン扱いのサービスであるため、予告なく終了する場合があります。)

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,448円3,876円
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+29,700円3,300円+29,700円
オプション料金eoひかり電話:基本料1,142円+アダプター利用料314円(ただし、電話セット割1,142円が適用されるため、実質314円)同左
解約にかかる費用2,200~6,600円+開通工事費の残債2,200~6,600円+開通工事費の残債

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の申し込み手順

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ドコモ光も数多くのプロバイダから好きなところを選べる光コラボ

docomo光の参考画像

続いて紹介するドコモ光もその名前からわかる通り、携帯キャリアであるNTTドコモが提供している光回線サービスで、光回線業者とプロバイダを別口で契約する必要がなく料金的にもお得になる「光コラボレーション」でもあります。

ドコモ光の料金

ドコモ光の申し込み方法

 マンションタイプ一戸建てタイプ
サービス提供エリア全国
平均的な通信速度(下り)※278.02Mbps
最短契約期間2年
初期費用開通工事費用戸建て19,800円、マンション16,500円
事務手数料3,300円 
月額料金4,400円~(契約年数の有無・プロバイダによって変化)5,720円~(契約年数の有無・プロバイダによって変化)
解約違約金4,180円5,500円
キャンペーン等乗り換えキャンペーン・・・dポイント(期間・用途限定)を最大11,000ポイントプレゼント

また、ドコモ光が使用している光回線は、他の光コラボ同様NTTのフレッツ光回線ですが、セットできるプロバイダは特定されておらず、GMOとくとくBB・@nifty・andline・SIS・IC-NET・hi-ho・BIGLOBEなどなど、サービスやオプションが異なる複数のプロバイダの中から、自分にスタイルとマッチするプロバイダを選んでセットすることができます。

ドコモ光の料金は選んだプロバイダによって変わる?!

ドコモ光の料金設定を他の光回線と比較する際注意してほしいのが、ドコモ光の月額料金は、戸建て・マンションいずれも「セットするプロバイダ」によって変化することです。

例えば、@nifty・ドコモnet・plala・GMOとくとくBB・DTI・BIGLOBEなどといった「タイプA」に含まれるプロバイダを選択した場合の月額料金は、戸建てが「5,720円」マンションが「4,400円」となりますが、OCN・@TCOM・TNC・WAKWAK・AsahiNetなどの「タイプB」に属するプロバイダをチョイスした場合、戸建てが「5,940円」マンションは「4,620円」と月額料金がやや高くなります。

料金の内訳戸建てタイプマンション・アパートタイプ
月額料金5,720円~(契約年数の有無・プロバイダによって変化)4,400円~(契約年数の有無・プロバイダによって変化)
初期費用(事務手数料+開通工事費)3,300円+19,800円3,300円+16,500円
オプション料金ドコモ光電話:550円
ひかりTV:1,100円(税込)~3,850円(税込)
同左
解約にかかる費用5,500円+開通工事費の残債4,180円+開通工事費の残債

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の申し込み手順

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光回線の平均的な料金相場をはじき出してみた

光回線をどこにしようかとユーザーが決めるときは、回線速度の速さや安定性、各社が工夫を凝らし行っているキャンペーンや特典、さらに大手携帯キャリアとのセット割の有無や、オプションの充実度など、比較する要素は多々あります。

しかし、最も多くのユーザーが気にしているのは、やはり毎月どれだけのコストがかかるのかという点、つまり各光回線の月額料金であるはずです。

そこでこの項では、一般的に戸建てタイプとマンションタイプで異なる「月額料金」を抜き出し、契約時にかかってくる初期費用やオプション料金とともに一覧表を作成して比較したのち、各タイプごとに光回線の平均的な料金相場を算出してみましょう。

戸建て契約の光回線月額料金の相場

まずは、戸建てタイプで契約した際の、先ほど紹介した光回線13社の月額料金・初期費用を比較してみましょう。

戸建てタイプNURO光auひかりソフトバンク光enひかりBB.excite光Fit楽天ひかりぷらら光DTI光BIGLOBE光OCN光さすガねっとeo光ドコモ光hiho光
初期費用の有無事務手数料+開通工事費事務手数料+開通工事費事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用
月額料金5,200円(特典適用で初年度980円)6,160円~5,720円(1ギガ回線:2年契約自動更新)4,620円3,520円~5,280円5,280円5,280円5,478円5,610円初年度:2,970円(スタート割・ガスセット割適用)
2年目以降:5,390円(ガスセット割適用)
5,448円5,720円~(契約年数の有無・プロバイダによって変化) 5,445円
事務手数料3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円0円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円
開通工事費44,000円(ただし、36回の分割期間中同額の割引が成されるため、3年間契約を継続すれば実質無料)41,250円26,700円(27か月間利用した場合、月付きの割引で実質無料可能)①無派遣工事 2,200円(税込)
②訪問工事あり、屋内配線新設なし 8,360円(税込)
③訪問工事あり、屋内配線新設あり 16,500円(税込)
15,000円※キャンペーン適用で7500円割引配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円(新規契約の場合特典適用で実質無料)
配線調整あり19,800円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
44,000円(特典適用で実質無料可能)29,700円19,800円19,800円
オプション料金NURO光電話:北海道・東北・関東550円、東海・関西・中国・九州330円
NUROサクッとサポート:550円
auひかり電話:550円
auひかりテレビサービス:ジャンルパック 1,628円/月
おうちの電話:550円
光BBユニットレンタル:518円
ソフトバンク 光テレビ:825円
eoひかり電話:550円
enひかりサポート:550円
enひかり電気:390円
enひかりテレビ
(フレッツ・テレビ):825円
BB. excite光電話:550円
BB. excite光テレビ:825円
BB. excite光リモートサポート:550円
電話設定サポート:2,200円
スーパーセキュリティ マルチプラットフォーム版:385円
リモートサポート:550円
ぷらら光電話ベーシック:550円DTI光テレビ:825円
DTI光電話:550円~
DTI 光あんしんリモートサポート:550円
無線LANルーターレンタル:550円(特典適用で1年間0円)
ビッグローブ光電話:550円
ビッグローブ光テレビ:825円
OCNひかり電話:550円
IPoEアドバンス:1,848円
OCNプレミアムサポート:660円
さすガねっとTV:1,100円
さすガねっとひかり電話:550円~
eoひかり電話:基本料1,142円+アダプター利用料314円(ただし、電話セット割1,142円が適用されるため、実質314円)ドコモ光電話:550円
ひかりTV:1,100円(税込)~3,850円(税込)
 hi-hoひかり セレクト:ネット料金+825円(税抜750円)で、セキュリティソフト「マカフィー®マルチアクセス」「訪問サポート割引」「通信端末修理費用保険」が利用可能

基本的に、どの光回線であったとしても、集合住宅であるため開通工事はもちろん、その維持管理の手間がかからないアパート・マンションタイプより、1軒・1軒個別に光ファイバーを敷設して管理する必要がある戸建てタイプのほうが、月額料金が割高に設定されています。

今回紹介した14社で言えば、BB.excite光Fitとさすガねっとが割安ですが、前者はリよ応データ量によって月額料金が変化する「従量制課金」で、後者はサービスエリアが限定的で同社のガス供給サービスを併用した場合の料金です。

こういった特例的な光回線を除くと、戸建てタイプの平均的な月額料金相場は、「5,000~6,000円程度」であると言えるでしょう。

マンション・集合住宅契約の光回線月額料金の相場

次に、マンション・アパートなど集合住宅タイプで契約した際の月額料金・初期費用も見てみましょう。

マンションタイプNURO光auひかりソフトバンク光enひかりexcite光Fit楽天ひかりぷらら光DTI光BIGLOBE光OCN光さすガねっとeo光ドコモ光hiho光
初期費用の有無事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用事務手数料+開通工事費用
月額料金5,200円(特典適用で初年度980円)4,730円~4,180円(1ギガ回線:2年契約自動更新)3,520円2,640円~4,180円3,960円3,960円4,378円3,960円初年度:2,530円(スタート割・ガスセット割適用)
2年目以降:4,070円(ガスセット割適用)
3,876円4,400円~(契約年数の有無・プロバイダによって変化) 4,125円
事務手数料3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円なし3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円 3,300円
開通工事費44,000円(ただし、36回の分割期間中同額の割引が成されるため、3年間契約を継続すれば実質無料)41,250円26,700円(27か月間利用した場合、月付きの割引で実質無料可能)①無派遣工事 2,200円(税込)
②訪問工事あり、屋内配線新設なし 8,360円(税込)
③訪問工事あり、屋内配線新設あり 16,500円(税込)
15,000円※キャンペーン適用で7500円割引配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円(新規契約の場合特典適用で実質無料)
配線調整あり16,500円
配線調整なし8,360円
派遣工事なし2,200円
44,000円(特典適用で実質無料可能)29,700円16,500円 16,500円
オプション料金NURO光電話:北海道・東北・関東550円、東海・関西・中国・九州330円
NUROサクッとサポート:550円
auひかり電話:550円
auひかりテレビサービス:ジャンルパック 1,628円/月
おうちの電話:550円
光BBユニットレンタル:518円
ソフトバンク 光テレビ:825円
eoひかり電話:550円
enひかりサポート:550円
enひかり電気:390円
enひかりテレビ
(フレッツ・テレビ):825円
BB. excite光電話:550円
BB. excite光テレビ:825円
BB. excite光リモートサポート:550円
電話設定サポート:2,200円
スーパーセキュリティ マルチプラットフォーム版:385円
リモートサポート:550円
ぷらら光電話ベーシック:550円DTI光テレビ:825円
DTI光電話:550円~
DTI 光あんしんリモートサポート:550円
無線LANルーターレンタル:550円(特典適用で1年間0円)
ビッグローブ光電話:550円
ビッグローブ光テレビ:825円
OCNひかり電話:550円
IPoEアドバンス:1,848円
OCNプレミアムサポート:660円
さすガねっとTV:1,100円
さすガねっとひかり電話:550円~
eoひかり電話:基本料1,142円+アダプター利用料314円(ただし、電話セット割1,142円が適用されるため、実質314円)ドコモ光電話:550円
ひかりTV:1,100円(税込)~3,850円(税込)
 hi-hoひかり セレクト:ネット料金+825円(税抜750円)で、セキュリティソフト「マカフィー®マルチアクセス」「訪問サポート割引」「通信端末修理費用保険」が利用可能

一方、マンション・アパートなどの集合住宅の場合、前項でも挙げたBB.excite光Fitとさすガねっと、それに戸建てタイプと料金設定が変わらないNURO光を除けば、戸建てタイプより月額料金が安く「3,500~4,500円程度」が、平均的な料金相場となってきます。

光回線マンション・アパートで使用する場合の安いもの。一人暮らしや家族で使用する 

ここまで、光回線サービスの中でも、特に料金の面でお得でリーズナブルなうえ、通信速度や安定性などといった品質にも問題ないとユーザーからの評判が良く、当サイトの調べでも確かに割安だと確認できたところを、厳選して紹介しました。

とはいえ、インターネットが急速に普及している今、「料金が安い」と言われている光回線は今回紹介したところのほかにもたくさん存在しますし、業者ごとのシェア率や新規参入など、勢力図や展開が非常に速い業界であるため、各社の料金設定もめまぐるしく変わります。

そこでこの項では、各社の料金設定など状況が変化しても、安くて自分の状況にマッチした光回線サービスを上手に選べるよう、戸建て・マンション・アパート・持ち家・賃貸などといった住居形態はもちろんのこと、家族構成やネットとの付き合い方ごとに、安い光回線を選ぶコツを紹介しておきましょう。

まずは、光回線マンション・アパートで使用する場合の安いものを選ぶ秘訣から、整理してまいります。

初期費用(開通工事費)の初期設定が安い光回線が◎

マンション・アパートの場合、どの光回線も月額料金は戸建てタイプより安めに設定されていますから、毎月のライニングコストより開通工事費用を中心とする「初期費用」の占めるウェイトが、戸建てタイプより大きくなってきます。

また、賃貸の場合は転居すると転居先で新たに回線工事を行う必要が出てくることもありますから、開通工事費を含む初期費用ができる限り安い、またはキャンぺーンなどで開通工事費が「実質無料」になる光回線を選ぶべきです。

ただし、工事費実質無料のキャンペーンが行われていたとしても、実施形態は光回線サービスごとに異なり、例えば契約時かかった開通工事費用を24回分割支払いし、その分割分を毎月割り引くようなスタイルの場合、開通工事費用が完済される前(24ヶ月=2年以内)に解約すると、残債分を一括請求されてしまいます。

賃貸マンションやアパートにお住まいで、仕事や学業の関係から転居の機会が多い場合、月額料金の長期割引で開通工事費用を実質無料とするスタイルの光回線ではなく、元から開通工事費用が安い、またはキャッシュバックなどで一気に開通工事費用を還元してくれるスタイルの光回線を選んだほうが、お得になることもあります。

ちなみに、aūひかりやNURO光など独自回線を敷設する光回線より、フレッツ光及び光コラボの光回線のほうが、開通工事費用の初期設定が安い傾向にありますので、各光回線の公式HPなどで自分のケースではどこが一番お得なのか、事前にチェックしておくとよいでしょう。

開通工事費の初期設定が安い光回線(マンションタイプ・キャンペーンなどを除く)
excite光Fitenひかり
楽天ひかりぷらら光
DTI光BIGLOBE光
OCN光ドコモ光
hiho光フレッツ光

賃貸なら回線撤去が必要かどうかもチェックしておくべき

光回線が整備されていない賃貸契約のマンション・アパートで、新たに光回線を使用する場合、大家さんや管理会社から許可を得て開通工事を行ったとしても、転勤・就学・就職などで引っ越しをする際、転居に伴い開通させて光回線の撤去を求められるケースがあります。

下表で示したように、現在は独自回線でも撤去工事が必要なくなりましたが、契約つまり開通工事を行った時期によっては撤去工事が必要となり、その費用を負担しなければならない(auひかりは31,680円、NURO光は11,000円)ため注意が必要です。

光回線の種類撤去工事の必要性
フレッツ光(NTT回線)基本的に撤去の必要なし。
光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光、BIGLOBE光等)使用している回線がフレッツ光であるため、同様に撤去の必要はない。
独自回線(auひかり・NURO光・電力系)契約時期によって異なる。(2022年7月以降に契約した場合は撤去の必要なし)

さらに、回線の種類に関わらず、「退去時に原状復帰をする」という賃貸契約になっていいた場合、回線の種類に関わらず契約者の負担で回線の撤去工事を行う必要があるため、光回線の新規導入を検討する際は、賃貸契約がどのようになっているかもしっかり確認しておきましょう。

いずれにしろ、フレッツ光またはそれを借用している光コラボの場合、他の光回線サービスとの互換性があり、転居時撤去工事が不要となる可能性も高いため、賃貸マンション・アパートで新規に光回線導入を考えている場合は、フレッツ光か光コラボを選んだほうが良いかもしれません。

とはいえ、インターネットが生活必需品となりつつある今、光回線を完備しているという事実は、賃貸物件にとってプラスになりこそすれマイナスになることはないため、回線の種類に関わらずオーナーなどから撤去を求められないことも多々あります。

戸建てで安い光回線はどんなものがある?

次に、戸建てつまり土地付き一戸建てのお住まいで、新規で光回線を選ぶ際、どういった点に着目して選んでいけば本当に安く、お得な光回線を見つけることができるのかについて、整理していきましょう。

初期費用よりランニングコストに着目すべし!

光回線サービスを含め、インターネット業界はめまぐるしく進歩・変化しており、年々新しいサービスやシステムが登場したり、料金体系などの法規制などが変わるため一概に決めつけることはできませんが、転居の機会が多いマンション・アパートに比べると、戸建て住宅に新規で光回線を導入する場合は、一度契約した光回線を長年にわたって使い続ける可能性が高くなります。

そのため、契約時一度支払えば済む初期費用(開通工事費)が少々高めだとしても、毎月かかる月額料金や加入したオプション料金がリーズナブルだったほうが、長い目で見た時に通信費全体の節約になることも多く、月額料金やオプション料の比較も重要ですが、大手三大携帯キャリアとの「セット割の有無」もしっかり確認すべきです。

携帯キャリア名セット割の概要
au光電話加入:必要最大割引額:-1,100円/月(スマホ1回線あたり)
割引対象者:同居家族および別住所の50歳以上の家族割引回線数:最大10回線
NTTドコモ光電話加入:不要最大割引額:-1,100円/月(スマホ1回線あたり)
割引対象者:主回線から三親等以内の家族(住所問わず)割引回線数:最大20回線
ソフトバンク光電話加入:必要最大割引額:-1,100円/月(スマホ1回線あたり)
割引対象者:同居人(血縁問わず)と家族(住所問わず)割引回線数:最大10回線

いずれも、毎月の携帯代が1,100円、しかも同じ携帯キャリアなら別居の家族の携帯台まで安くなるため、光回線自体の月額料金が少々高めでも、セット割が適用されるか否かで契約先を決めたほうが、家族トータルの通信コスト節約になるのでお得です。

目先の利益より長期的な利益を確認しよう!

光回線、特にプロバイダ系と呼ばれる業者は、「〇万円キャッシュバック!」などの豪華なキャンペーンを展開していますが、前述した通り戸建ての場合は一度契約すると、その光回線を長期間使い続けるケースが多くなってきます。

そのため、初期契約と引き換えに高額のキャッシュバックを用意している光回線より、長期間割引が続くようなキャンペーンを展開していたり、キャッシュバックは少額でも元々の月額料金設定がリーズナブルな光回線のほうが、結果的に得をするケースも出てきます。

例えば、20,000円のキャッシュバックをしている光回線は非常に魅力的ですが、キャッシュバック金額が半分の10,000円であっても、月額料金が500円安かった場合、20ヶ月以上経過するとキャッシュバックの差額を月額料金の合計差額が上回るため、前者より後者の方がお得になります。

このようなケースに、長期間の割引特典やオプション無料などの要素が加わるとさらに両社の差は見えにくくなるので、戸建てタイプで本当に安くてお得な光回線を見つけ出したいときは、高額キャッシュバックなどの目先の利益だけにとらわれず、長期的な利益もしっかりチェックするようにしましょう。

光回線の安定感や管理能力も重視すべし!

安い光回線、つまり料金面でお得な光回線を見つけることは非常に大切なことですが、安いからと言って通信速度が遅かったり、安定性が低かったりすると困りもので、戸建ての場合はいったん契約すると長期利用することも多いですし、前述した2つの安い光回線を選ぶためのポイントもそれを前提にしています。

正直なところ、光ファイバーという有線回線を使用している光回線の場合、業者が変わっても通信速度や安定性などといった回線自体の品質は、無線回線よりもブレが少なくどこを選んだとしても、それほど不満を感じることはないはずです。

しかし、新規契約時の開通工事のノウハウや手際の良さ、それに回線トラブルなどが発生した際の対処などについては、全国にネットワークを広げておりもっとも古くから光回線ビジネスを手掛け顧客を多数抱えているNTTのフレッツ光、及びそれを利用してサービス提供を行っている光コラボのほうが、その他の光回線よりもやや安定感や回線の維持・管理能力に優れています。

また、トラブル発生時の対応に関しては、電話相談窓口はもとより有人店舗を各地に展開している、au・ソフトバンク・ドコモなどといった大手携帯キャリア系の光回線のほうが、Webでの契約だけに特化しているプロバイダ系の光回線より整っています。

ですので、戸建てタイプの光回線を選ぶ際には、料金面でのお得度だけではなく、回線の安定感や管理能力についても重要視すべきだと考えています。

光回線で安い乗り換え先を探すならどうすればいい?

さて、マンション・アパートタイプにしろ戸建てタイプにしろ、最初から通信速度や安定性などのサービス品質に満足し、料金的にも安い理想の光回線サービスに出会えれば言う事はありませんが、光回線業界は料金面にしてもシステム的にも情勢がころころと変わることもあり、なかなかそううまくはいかないものです。

そこでここでは、失敗とはいかないまでも、契約した光回線に料金面のほか何かしらの不満を感じ、より安いところ、よりよい光回線に乗り換えたいと考えたとき、どのようにすれば安くてお得で快適な光回線の乗り換えることができるか、留意すべきポイントをまとめてみましょう。

光コラボの場合は光コラボから候補を探す

今契約している光回線を解約し新しい光回線に乗り換える場合、解説した光回線をいったん撤去したのち、新たに契約する光回線業者に再度回線の開通工事を依頼する、という流れになりそうですが、現在契約している光回線がフレッツ光、あるいは光コラボレーションモデルである場合、その工程を踏まずすぐに乗り換えることも可能です。

というのも、フレッツ光と光コラボはいずれもNTTが管理している光ファイバー回線を利用しているため、フレッツ光から光コラボに乗り換える場合は「転用」、光コラボから他の光コラボへ乗り換える場合は「事業者変更」という事務手続きを踏むだけで、敷設した回線自体を撤去することなくそのままインターネットを始めることができます。

その場合、当然ながら回線の撤去工事費用も、新たな回線の開設工事費用も発生しませんし、2022年7月からは光回線同士の乗り換え時に請求されていた、「事業者変更手数料(3,300円)」が撤廃されたため、より一層お手軽に光コラボ同士の乗り換えできるようになっています。

乗り換えの種類手続きの名称事務手数料
フレッツ光→光コラボ転用3,300円
光コラボ→光コラボ事業者変更0円(2022年7月に撤廃)

解約違約金がないまたは、乗り換えキャンペーンのある光回線を探す

光回線の乗り換えを検討する際、ユーザーが最も頭を悩ませ時に乗り換えを踏みとどまることにもなる要素が、最短契約期間満了前の解約、あるいは満了後の契約更新月での解約時に発生する「解約違約金」の存在で、2022年7月に行われた法律改正により、解約違約金の上限額が「1ヶ月分の基本料金まで」に引き下げられましたが、2022年6月30日以前の契約に関しては、従来通りの「解約違約金」が請求されます。

ただ、この解約違約金はすべての光回線サービスで請求されるわけではなく、そもそも最短契約期間(縛り期間)がないがない光回線サービスの場合、いつ解約しても解約違約金が発生しないため、負担を気にすることなく乗り換えをすることができます。

また、解約違約金があるとしても、乗り換える予定の光回線サービス側に、乗り換え時の解約違約金を立て替えるキャンペーンが展開されている場合も、お得に次の光回線へ乗り換えることが可能です。

光回線だけでなくスマホの乗り換えも一緒に考慮する

もし、乗り換えを検討している光回線に、大手携帯キャリアのセット割があり、しかも現在持っているスマホなどがそのセット割の対象でない場合は、多少手間はかかりますがスマホごと対象の携帯キャリアに乗り換えてしまうのも、通信費全体の大幅な節約につながる可能性があるためおすすめです。

ただし、対象となる回線数が少ない場合は、かかる手間ほど通信費が安くならないこともあり得ますし、有料オプションへの加入など、セット割を適用するための「条件」も、事前にきちんと確認しておきましょう。

光回線とは光ファイバーの通信回線。図解でわかりやすく仕組みを解説

今まで、WiFi回線のポケットWiFiやホームルーターを使っていたけど通信速度に物足りなさを感じた方や、YouTube配信やオンラインゲームを本快苦的にしたいと思った方、引っ越しなどを機会にネット環境をよりよくしようと思った方の中には、光回線の導入を検討している方も多いでしょう。

しかし、名前は知っているけど、光回線がどんな仕組みでデータをやり取りしていて、なぜWiFi回線より通信速度が速く安定しているのかよくわからないから、いざとなるとしり込みしてしまうというケースもあるはずです。

そこで今回は、光回線とはどういう仕組みで成り立っているのか、できる限りわかりやすく解説いたしますので、是非参考にしてみてください。

光回線の仕組み

光回線とは、上記した図のように「光ファイバー」という物理的な導線を外部から建物の中に引き込み、その導線及びONUやルーターと呼ばれる周辺機器を用いて、大量のデジタルデータを高速で送受信するインターネット回線のことを言います。

インターネットは、以前ISDNやASDLという通信回線で支えられていましたが、これらより1秒間で送受信できるデータ量が多い光回線が普及したことで、高画質な映像を滞りなく視聴したり、ビデオ通話やオンライン会議を行ったり、多くのプレイヤーが同時参加するFPSなどのオンラインゲームを快適に楽しめるようになったのです。

なお、光回線は光ファイバーケーブルなどの物理的設備を管理し回線開通工事を行う「光回線業者」と、インターネットと回線を橋渡しする「プロバイダ」の両方と契約して初めて利用できるようになりますが、近年では光回線業者とプロバイダとの契約がセットになった「光コラボ」も多数リリースされており、手軽にインターネットが始められると人気を博しています。

  • NTTの光回線(フレッツ光)・・・最もメジャーでユーザー数の多い光回線。全国各地で利用できるサービス提供エリアの広さがメリットだが、プロバイダとの個別契約が必要なうえ、キャンペーンがやや手薄なのがデメリット。
  • ダーフファイバー系(auひかり、NURO光など)・・・NTTが整備したものの、現在使用されていない光回線を使ってサービス提供している光回線。利用できるエリアは限定的だが、ユーザー数が少ないため回線の安定性は高い。
  • 光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光など)・・・光回線業者とプロバイダがセットになっている光回線。個別に契約するNTTの光回線より料金的にリーズナブルで、キャンペーンや特典が豊富なのもメリット。やや高額な解約違約金には注意。
  • 電力会社系(eo光、コミュフェ光など)・・・独自回線のためユーザー数が少なく、比較的通信速度が速めで、電力会社ならではの特典のある点が魅力。しかし、サービス提供エリアが限定的。

それぞれメリット・デメリットが異なるため、ユーザーによって最適な光回線がどこなのかは変わってきますが、「手続きの簡単さ」「料金のリーズナブルさ」「キャンペーンや特典の豊富さ」を重視するのであれば、「So-net光プラス」や「楽天ひかり」などといった光コラボが一歩リードしています。

一方、「知名度」「エリアの広さ」「信頼性」で言えば、NTTの光通信である「フレッツ光」が、何より通信速度の速さが最優先で限定的なサービスエリア内にお住まいなら、ダークファイバー系と電力会社系がおすすめとなってきます。

光ファイバーとは繊維?細くて透明な線で開通には工事が必要

光回線において、屋外に構築されている通信網及び、屋内に設置した中継器までのデータ送受信を担っている「光ファイバー」とは、石英ガラスや高性能プラスチックなどでできている繊維を、何本も束ねたケーブルのことです。

インターネットで発信される情報は元々「電気信号」ですが、これをそのまま送信しようとすると、大きな電圧をかける設備とそれに耐えることができる太い電線が必要になります。

そこで、電気信号をいったん変換器で「光信号」に変換し、光の浸透率が高いガラスやプラスチックの繊維でできた光ファイバーで大量かつ高速で送信、受信もとで再び電気信号に戻してから、ルーターやデバイスに送るという光回線のシステムが生み出されたわけです。

ただし、光ファイバーは電線より細くとも大量のデータを送受信できるため、電気信号を用いるシステムほど大がかりにはなりませんが、光回線でインターネットを利用するには、物理的に屋内へ光ファイバーを引き込む「開通工事」を行う必要があります。

光回線と電話回線の違い

昔からインターネットを利用している方はご存じだと思いますが、インターネットには光回線とは別に、「ADSL」「ISDN」「ダイヤルアップ」といった、「電話回線」を利用した接続方法もあります。

光回線を新規で利用するためには、自宅まで光ファイバーを引き込む工事が必要なのに対し、電話回線を利用した回線では、既に固定電話を利用していれば工事が必要ないため、初期費用を抑えられるのがメリットです。

ただし、電話回線で送受信されるのは電気信号であるため、光信号を送受信する光回線より圧倒的に通信速度が遅くデータ量も少ないうえ、発信元であるNTT基地局から離れれば離れるほど、さらに通信速度は落ちていきます。

そのため、現在使用されているインターネット回線は光回線が主流となっており、電話回線を利用したISDNは2024年1月、後発組であるADSLについても同年3月にサービスが終了する予定であるため、まだ両者を利用している場合はそれまでに光回線への乗り換えを検討すべきでしょう。

光回線とwifiの違い。固定である必要性

光回線と、ポケットWiFiやホームルーターなどで利用するWiFi回線との違いを簡潔に言ってしまえば、光通信は光ファイバーという物理的なケーブルを用いる「有線ネットワーク」なのに対し、WiFi回線は基本的に物理的なケーブルを用いない「無線ネットワーク」であることに尽きます。(WiFi通信でもルーターとデバイスを、USBケーブルで有線接続することはありますが…。)

出典:政府広報オンライン「無線LAN情報セキュリティ3つの約束」
1.無線LAN、Wi-Fiって何?
電波を使ってインターネットにつながるネットワーク

光回線は、WiFi回線より通信速度特に上り通信速度が数段速く、通信の安定性やタイムラグも小さいのがメリットですが、固定回線であるため回線開通工事が必要で、初期費用がかさむ点がデメリットです。

一方、WiFi回線は光回線より通信速度が遅く安定性も低いのは確かですが、固定である光回線と異なり工事なしで端末さえ手に入ればすぐにネットを利用できますし、ポケットWiFiはその名の通り、それこそ端末をポケットにでも入れておけば、出先でもWiFi通信による快適なネット環境を構築可能です。

つまり、大容量・高速通信が必要となる「FPS」などのオンラインゲームを頻繁にするゲーマーや、ビデオ会議やYouTube配信を行うユーザーは、固定回線で開通工事が必要な光回線の導入を検討すべきですが、賃貸物件にお住まいで開通工事の許可が下りないケースや、出先でネットを使う機会が多い場合は、無線回線で工事が必要ないWiFi回線をチョイスしたほうが良いでしょう。

用途に合わせてどちらが適しているか変わるため、どちらの契約者数(利用者数)も増加傾向です。

出典:総務省「電気通信サービスの提供状況・利用状況」
2020年度末での固定系ブロードバンドの契約数4は、4,268万(前年度比3.6%増)、移動系超高速ブロードバンド契約のうち、3.9-4世代携帯電話(LTE)は1億5,437万(前年度比1.1%増)

光回線で安定した高速通信が可能で動画視聴もサクサクできる仕組み

続いては、光回線がなぜ大量のデータを高速で安定的に送受信することが可能で、オンラインゲームも動画の視聴や配信もサクサクと快適にできるのか、その仕組みをもう少し詳しく、発信元から自宅のデバイスまでインターネットが届く過程に沿って解説しておきましょう。

敷設された光回線を通じて自宅まで光信号が送られてくる

光回線の契約が完了すると、自宅まで光回線の開通工事、具体的には光ファイバーケーブルを屋内まで引き込む工事とともに、LANケーブルを差し込んで光回線と光回線終端装置(ONU)とを接続する「光コンセント」を室内に敷設する工事が、基本的にユーザー立ち合いうえ行われます。

開通工事が完了すれば、敷設された光回線を通じ送信元の変換器で「光信号」に変換されたデータが、自宅に設置したONUまで送られてくるわけですが、実のところパソコン・スマホ・タブレット・ネット対応テレビ・ゲーム機などのデバイス端末は、送られてきた「光信号」をそのままやり取りすることができません。

光回線終端装置(ONU)が光信号をデジタル信号に相互変換する

そこで必要となるのが、室内に敷設された光コンセントとLANケーブルで接続されることにある「光回線終端装置(ONU)」です。

その名の通り光回線の最終地点に設置されているOCUは、光ファイバーを通じて送られてきた「光信号」をモバイル機器が受け取れる「デジタル信号」に、パソコンやスマホが発信する「デジタル信号」を「光信号」に相互変換する役目を持っています。

ちなみに、ADSLなど電話回線(アナログ回線)で、インターネットとデバイス端末を接続する際は、アナログ信号とデジタル信号を相互変換する「モデム」という機器が用いられます。

デジタル信号を受け取ったWiFiルーターがデバイスとネットを接続する

OCUによってデジタル信号に変換されたことで、光回線とデバイスはいつでも接続可能な状態になるのですが、変換装置であるOCUは、基本的に1台のデバイスと有線ケーブルでしか、デジタル信号の送受信をすることができません。

せっかく時間とお金をかけて光回線を敷設したのですから、スマホやゲーム機など複数のデバイスでネットを楽しみたいところ、そんな時威力を発揮するのが、中継器である「WiFiルーター」です。

WiFiルーターは、1つのデジタル信号をWiFiで複数に振り分ける機能を持つ機器ですから、WiFiルーターを有線ケーブルで接続すれば、複数のデバイスで同時にインターネットを利用することができるようになります。

ちなみに、光回線とひかり電話を同時契約した場合、OCU・WiFiルーター・ひかり電話接続というすべての機能を備えた「ホームゲートウェイ」という機器を提供されることがあり、こちらがあればOCUもWiFiルーターも必要ありません。

光回線のメリット・デメリットとは?わかりやすく解説

光回線のメリットデメリット

自宅にインターネット環境を完備するにあたり、工事なしで手軽な置くだけWiFiや、持ち運びできるコンパクトなポケットWiFiも便利ですが、よりインターネットを快適に楽しもうと、「光回線」を選択する方も多いようです。

ただ、どんなに優れたサービスでも、メリットがあればデメリットもあるもので、メリットばかりに目が行ってデメリットを見逃してしまうと、「こんなはずじゃなかった…。」と後悔してしまう可能性があります。

そこで今回は、数多く存在する光回線の良いところ・メリットはもちろん、ちょっと気になるデメリットについても、包み隠さず解説していきますので、光回線にすべきか、それともホームルーターやポケットWiFiにすべきか悩んでいるという方は、是非参考にしてみてください。

メリットは安定して回線速度が速いこと。光回線でできることは多い

まずは、より快適なインターネット環境を求めるユーザーの多くから、光回線が支持を集めている理由である、光回線ならではのメリット・強みについてい整理してみましょう、

無線接続(ポケットWiFi)に比べて高速通信が安定

光回線最大の特徴で強みと言えるのが、他の通信回線・方式よりも圧倒的に通信速度が速くしかもそれが安定していることです。

現在、インターネットには光回線のほかに、ASDLやISDLといった既存の電話回線を用いた有線の通信方式と、工事が必要ない手軽さからユーザー数を伸ばしている、置くだけWiFiやポケットWiFiといった無線のWiFi回線があります。

このうち、電話回線を用いた通信方式は、各家庭に敷設されている固定電話回線を用いてインターネットを接続するものですから、固定電話のある自宅であれば基本的に開通工事が必要ないうえ、デジタル信号を用いるASDNは、さらに古いアナログ信号を用いたISDLやダイアルアップ方式より数段通信速度は速くなっています。

とは言っても、下表で示した通り光回線やWiFi通信に比べると、かなり通信速度は遅いですし、発信元から離れると通信速度がさらに落ちてしまうという、遠隔地で情報を素早く入手できるのがメリットであるインターネットにおいて、決定的ともいえる弱点があります。

さらに、ASDLに用いている電話線は、それこそ何十年も前から運用されているため、ケーブルやその他施設の損壊などで思わぬ通信トラブルが起きることもまれにありますし、インフラ全体の老朽化や新世代通信方式の普及に伴うユーザー数の激減を受け、「2024年3月末にサービス終了」することが決まっています。

通信方式 最大速度(下り・理論値)
ADSL1.5~50Mbps
WiFi(5G)20Gbps
光回線1〜10Gbps

次に、無線通信であるWiFi回線は、第5世代の移動通信システムである「5G」が普及したことにより、4G時代より高速かつ大容量通信が可能となり、光回線を超える通信速度を出せるようになっていますが、これはあくまでも「理論値」にすぎず、実際には「300~400Mbps」あたりが「実測値」のようです。

しかも、この数字は5Gサービス提供エリアでの話で、サービス提供エリア以外いまだ4G回線しか利用できない場合は、「150~200Mbps」にまで低下しますし、5G・4G ともに上りの通信速度は数段遅いです。

また、無線であるWiFiの電波は、山・木・建造物の壁などといった、障害物にぶつかったり、他の電化製品からの電子的干渉を受けると、勢いが弱まり通信が不安定になることもあります。

その点、光回線は石英ガラスやプラスチックなどでできている「光ファイバー」という繊維の束のなかを、その名の通り光が伝わる特性を利用した伝送方式であるため、発信元からの距離が離れても通信速度が極点に低下することがなく、障害物や電気製品からの影響も受けず、自宅まで上り・下りともに常時「450~550Mbps」ほどの「速い通信速度を安定して提供」できるのが強みです。

データ容量を無制限に使えて利用制限もかからない

近年、いわゆる「おうち時間」が増えた影響により、ユーザー1人当たりの通信データ量が年々増加しており、それに合わせて置くだけWiFiやポケットWiFiといった、WiFiサービスを提供しているプロバイダ各社は、月間50GB・100GB ・200GBまで使える大容量プランを準備しています。

そして、以前は「完全データ無制限」を謡う通信会社(クラウドSIM)もあったのですが、利用者の急増に対応できず大規模な通信障害が頻発し、事態を重く見た総務省が行政指導に乗り出したことで、現在「完全データ無制限プラン」を提供しているWiFi関連業者は1社も存在しません。

また、自分の月刊しようデータ量を大きく上回る大容量プランに入っていれば、「実質無制限」だと安心している方もいますが、WiFi回線には毎月のデータ量制限とは別に、「3日間で〇GB まで」といった短期間での通信制限が存在し、例えば4G(※)でネット通信をしていて「3日間で10GB」と定められ手られている短期間データ量を上回った場合、翌日のネットワーク混雑時間帯(18時~翌日2時)に通信速度が概ね最大1Mbpsにまでガクンと落ちてしまいます。

※5Gの場合も同様に「3日間で15GBまで」という、短期間データ量超過による通信制限が存在したがが、2022年2月1日より「一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある」という形に規制が緩和された。

一方、光回線はそのエリアの無線通信網を不特定多数のユーザーで共用しているWiFiと異なり、自宅まで引き込んだユーザー専用の有線回線を通じてネットを利用するサービスですから、光回線そのものに重大な問題でも発生しない限り、基本的には月間・短期間ともに一切データ量を気にすることなく、インターネットを心行くまで楽しめます。

ネットの利用状況によっては案外コスパがいい

先程、光回線はデータ量が「完全無制限」であることがメリットと述べましたが、関連して光回線の月額料金は基本的に「定額制」で、光回線業者とプロバイダが一体型となっている「光コラボ」の場合、マンションタイプで4,000円、一戸建てタイプで5,000円程度が相場となっています。

一方、WiFiは各通信会社が用意しているプランと、使用する端末などによって料金は異なりますが、月額だいたい3,000~4,000円程度が平均値ですから、光回線のマンションタイプで「同等」、一戸建て対応の場合はWiFiより光回線のほうが「やや割高」ということになります。

ただ、その差は少なく、WiFiより通信速度が速くて安定していることを考慮した場合、インターネットの使用する時間の長さや用途によっては、決して高すぎる出費とは言えないでしょう。

さらに、インターネットが生活の深くまで入り込んできた最近では、光回線がすでに部屋まで引き込まれていて、入居すればすぐに無料で利用開始できる「インターネット完備」の賃貸物件や、建物まで光回線が引き込まれていて、あとは部屋への引き込み工事とプロバイダ契約だけすればいい「インターネット対応」の賃貸物件も増えたため、こういった物件を選べばインターネットにかかる費用を大幅に節約可能です。

光回線の弱点やデメリットは料金や解約の違約金など

インターネットを利用する際最も気になる、通信速度がすべての通信手段の中で最も早く、安定性身も優れているのであれば、光回線に悪いところなどないように思われますが、そんな光通信にもデメリットがいくつか存在するため、ここで整理しておきましょう。住んでいる地域や建物の立地・構造によっては利用できない

初めて導入する物件には開通工事が必要になる

初めて光回線を導入する物件で光回線を利用するためには、光ファイバーケーブルを部屋の中まで引き込む、開通工事を行う必要があります。

この開通工事では付近の電信柱から引き込んだ、光ファイバーケーブルを部屋の中まで通すまでの穴を壁に空けたり、ケーブルをビスで固定したり、光コンセントを設置する作業などが行われるのですが、建物の所有者に許可を得ず勝手に作業を進めることはできません。

その建物の所有者が、光回線の契約者と同一人物である(もしくは同居の家族で所有者の許可を得ている)場合は問題ありませんが、賃貸物件の場合はその建物の大家さんや管理会社(所有者)に、光回線開通のための工事を行うことを事前に伝え、その許可を得る必要があります。

そして、当然のことながら、大家さんや管理会社が開通工事を許可しなかった場合、光回線を契約しインターネットを使用することはできません。

住んでいる地域や建物の立地・構造によっては利用できない

先程の初導入の建物の場合開通工事が必要である点とやや関連しますが、光回線において通信データをやり取りする光ファイバーは、電線や電話回線と同じように電信柱を通じて全国各地へ張り巡らされています。

しかし、地域・エリアによっては、光ファイバー通信網がまだ整備されていないことがあり、その場合は自宅まで光ファイバーを引き込むことが現実的に不可能なため、持ち家であろうが賃貸で大家さんや管理会社から開通工事の許可を取っていようが、光回線を利用することはできません。

また、開通工事を行う際には最寄りの電信柱から、通信を届ける部屋まで可能な限り最短距離でケーブルを引き込む必要がありますが、自宅近くまで光ファイバー網が整備されていたとしても、電信柱と自宅との間に移動できないほどの大きな障害物(貯水槽や樹木など)が存在し、回避ルートがどうしても構築できそうにない場合、開通工事ができないケースもあります。

なお、自宅が光回線のサービス提供エリアにあるかどうかは、光回線の管理を行っている管轄のNTT(NTT西日本orNTT東日本)のHPにある検索ページで住所を入力すればすぐに確認できるため、光回線の導入を検討する場合は、事前にチェックしておきましょう。

契約からネットの利用開始まで時間がかかる

先程から述べている通り、光回線を新規で導入するにあたっては、必ず開通工事が必要ですから、光回線業者と往路倍だを決めて契約までこぎつけたとしても、それから業者内での事務処理と開通工事のための現地調査、工事の日程調整と実施などといった諸所の手続きと作業に、おおむね「2週間程度」の時間がかかります。

また、光回線の導入は、就学・就職時期である3・4月の春先や、大型連休がありおうち時間が増える夏休み名年末年始に混みあうことがあり、これらの混雑期にぶち当たってしまうと、時に1ヶ月以上契約から開通まで時間がかかることもあるため注意しましょう。

外出先では別の通信手段を用意する必要がある

有線通信である光回線は、無線通信のWiFiよりワンランク速い通信速度と安定性の高さが強みですが、光回線を利用できるのは光ファイバーを引き込んだ部屋に設置した、OCU(回線終端装置)と有線接続した端末、もしくはOCUと有線接続したルーターから発せられる無線のWiFi電波が届く範囲にある端末に限られます。

つまり、外出先で高速通信のインターネットを使いたいのであれば、無線通信であるポケットWiFiやスマホのデザリング機能など、別の通信手段を用意するしかないというわけです。

契約期間の縛りがあると解約時にかかる費用が高い

光回線サービスを提供している通信会社は、基本的に縛り期間(最低契約期間)のあるプランと、縛り期間のないプランの2パターンを用意しています。

そして、縛り期間がないプランは、いつ解約しても解約違約金が発生しませんが、縛り期間があるプランm例えば最低契約期間が3年間と定められているプランの場合、契約更新月である36か月目に解約しないと解約違約金が発生するため注意が必要です。

また、解約違約金が発生しない縛りナスプランでも、回線開通工事費用の分割支払い相当額を月々割引することで、工事費用を実質無料にしている通信会社の場合、開通工事費用の分割支払いの完済前に解約すると、残債分を一括請求されるので注意しましょう。

光回線を賢く安くお得に利用するキャッシュバックや割引の秘訣

前項で、光回線のマンション・一戸建てそれぞれの月額料金相場などを見てみましたが、できることなら安くお得に光回線を利用したいものです。

そんなユーザー真理を知り尽くしている光回線業者やプロバイダーの多くは、ライバルを何とか出し抜き新規顧客を獲得するため、高額なキャッシュバックキャンペーンを展開したり、開通工事代費・事務手数料などの初期費用や、月額料金の割引を用意しています。

/そこでここでは、光回線を賢く安くお得に利用するうえでカギを握っている、キャッシュバックや割引の活用術をいくつか紹介しておきましょう。

回線工事費が無料で0円のところを選ぶ

無線通信手段であるWiFi回線を利用するため、工事を必要としない置くだけWiFiやポケットWiFiと異なり、光ファイバー都有有線通信手段を用いる光回線を「新規」で利用する場合、光ファイバーを自宅へ引き込む「開通工事」を行う必要があります。

そして、光回線業者や住居周辺の状況によって上下しますが、光回線の開通工事費用の相場は戸建てで「20,000円〜30,000円」程度、 マンション・アパートの場合は「15,000~20,000円」程度と、新規契約時の事務手数料を合わせれば、戸建て・マンションタイプそれぞれ、月額料金の5倍近い「初期費用」が掛かってきます。

5Gの普及がかなり進んできた最近では、工事不要のwifiも通信速度がずいぶん早くなり安定性も出てきたため、「高い初期初期費用が掛かるなら、少々速度が落ちてもwifiで十分。」と、安いとは決して言えない開通工事費用が、光回線新規導入の高いハードルになっているユーザーも多いはずです。

しかし、光回線業者も開通工事費が新規ユーザー獲得のネックになっていることは重々承知しているため、「新規開通工事費無料!」をアピールしているところも多数あります。

そして、「工事費無料」と一言で言っても実は3つのパターンがあり、1つ目は文字通り工事費が全くかからない「完全工事費無料」のパターンになり、これを行っているところはごくわずかで選択肢は限られてしまいますが、初期費用をとにかく安く抑えたいというからにはおすすめです。

2つ目は、毎月の工事費割賦額と同額が月額料金から割引され、分割払いが完了した時点で「無料」になるパターンで、3つ目はひとまずユーザーが工事費を支払っておいて、一定期間後に工事費相当額をキャッシュバックすることで「相殺」するパターンとなり、工事費無料をアピールしている光回線のほとんどは、この「実質無料」を採用しています。

1つ目のパターンを選択した場合は特に問題ありませんが、2つ目のパターンを選択した場合は、分割支払いが終了する前に解約すると残債分を一括請求されることになりますし、3つ目のパターンではキャッシュバックキャンペーンの適用に「有料オプション加入」などの条件があり条件を満たさないと受け取れないうえ、実際にキャッシュバックされるのは利用開始の3ヶ月~半年後になるため、その前に解約すると工事費は「自己負担」になってしまうため注意が必要です。

いずれにしろ、光回線導入のハードルが下がり加入しやすくなることに違いはありませんが、工事費が完全無料または実質無料になる代わりに、月額料金の設定が高めであるケースなどもあり得るため、他の要素(料金設定・通信速度・安定性・他のキャンペーンの有無)などとの兼ね合いを事前に良くチェックしたうえで、どの光通信が自分に一番合っているか見極めるようにしましょう。

初期費用はあってもキャッシュバックで利益が出るなら賢く活用するのもあり!「

前項とやや関連性がありますが、光回線の中には開通工事費や事務手数料などの初期費用は当たり前に請求してくるものの、「用途を問わない」キャッシュバックキャンペーンを展開しているところも多々あり、例えば初期費用が「合計3万円」かかったとしても、キャッシュバック金額が「5万円」であれば、初期費用を賄ったうえで「2万円」の「利益」が出ます。

ただし、工事費相当額をキャッシュバックするキャンペーン同様、「有料オプション加入」などの条件があり条件を満たさないと受け取れないうえ、実際にお金が入金されるのは光回線開通後3ヶ月~半年後になるため、もらい忘れ・もらいそびれが発生する可能性もあるため注意しましょう。

回線業者とプロバイダが別契約なら光コラボに乗り換える

すべてそうだと断言できるわけではありませんが、基本的に光回線業者とプロバイダを別口で契約した際の各月額料金の合計より、光回線業者(フレッツ光)とプロバイダが一体となっていて双方同時に契約できる光コラボの、「プロバイダ料金を含む月額料金」のほうが、平均すると500~1,000円程度リーズナブルです。

もちろん、通信速度の速さなどにこだわりがあって、ダークファイバーや電力会社系の光回線を使用したい場合や、契約したいプロバイダが決まっている場合は致し方ありませんが、光回線業者とプロバイダを別に契約していて特にこだわりはなく、どちらかと言えば「月額料金の安さ重視」というのであれば、光コラボに乗り換えてしまった方が月々の通信費が安くなるケースも多くなってきます。

スマホとのセット割も意識しておく

ここまで、光回線を賢く安くお得に利用する方法・コツについて説明してきましたが、私たちの通信にかかるコストは何も光回線やインターネットに関するものだけではなく、光回線やネットより重要で生活に密着している「スマートフォン」の利用料金のことを忘れてはいけません、

そして、光回線業者(or光コラボ)の中には、ソフトバンク・ドコモ・au・楽天という「国内4大携帯キャリア」と同グループあるいは密接な関係にある企業が運営しているところも多く、そういった業者は光回線と特定のキャリアのスマホを同時契約することで、スマホの月額料金を一定額割引する「セット割」を準備していることがあります。

例えば、ソフトバンク光は、その名の通り国内携帯キャリアであるソフトバンク系の光コラボですが、こちらとソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを同一名義で契約した場合、「おうち光セット」という割引制度が適用され、ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホ月額料金が、永年最大1,188円も安くなるのです。

つまり、ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを普段使っている方が、「セット割」が存在しない「月額料金4,000円」の光回線と契約するより、スマホ料金が「毎月1,188円割引」される「セット割」ありの「月額料金4,500円」の光回線と契約したほうが、月トータルの通信コストが安くなりますから、月々の通信コストを少しでも節約したいのであれば、この「セット割」の有無については意識しておいた方がよいでしょう。

長期利用するならルーターを自分で購入する買い切りもある

光回線を利用するためには、自宅まで引き込んだ光ファイバーに乗ってきた通信データを中継する「ルーター」が必要です。

このルーターは、契約した光回線業者からレンタルしてもらうことも可能ですが、多くの場合毎月300~500円程度のレンタル料が、光回線の月額基本料金のほかに発生します。

一方、ルーターは自分で購入することも可能で、スペックやメーカーにもよりますが、一般的な商品で大体1万円程度です。

つまり、光回線業者のルーターレンタル料が仮に400円だった場合、3年以上光回線を使い続ける(400円×36ヶ月=14,400円)予定であれば、レンタル料を払い続けるより、光回線を新規契約した時点で自費購入(または契約した光回線業者から買い切り)した方が、お得になるケースが多くなります。

さらに、レンタルした場合は契約終了時にルーターを返却する必要があるうえ、故障・破損した場合は可能性もありますが、自費購入・買い切りの場合は光回線を解約した後もルーターは手元に残るため、次の光回線に乗り換える時にはそのまま使用することもできます。

光回線の安さに関するQ&A

正直なところ、モバイル回線(WiMAXなど)と光回線では、どちらのほうが安いですか?
無線通信であるため契約方式に区別がないモバイル回線に対し、光回線には戸建て契約とマンション契約がありますが、月額料金で言うとモバイル回線と光回線の戸建て契約が同等の料金設定、もしくはややモバイル回線のほうが安めだと言えます。ただ、光回線のマンション契約とモバイル回線を比較すると、光回線のマンション契約のほうが割安です。また、モバイル回線は無線通信であるが故、建物の形状・材質や立地条件によっては、wifi電波が干渉や妨害を受けて通信速度が安定しない場合もあります。一方、固定回線である光回線は通信速度が速く安定していますが、新規導入に当たって必ず光ファイバーの引き込み工事が必要で、その費用が発生します。このように、光回線とモバイル回線には、料金の安さだけではない比較ポイントが多数あるため、慎重に比較して自分のネット生活に合う方を選びましょう。
ズバリ、光回線を安くする方法はありますか?
光回線をお得に、安く利用するためのポイントは大きく3つ、1つ目は各光回線業者やプロバイダが展開している、キャッシュバックキャンペーンや割引特典などを、できる限り効果的に利用することです。2つ目は、光回線業者とプロバイダを別々に契約している場合、光コラボへの乗り換えを検討してみることで、全体とは言い切れませんが、これで月額料金を500~1,000円程度安くできるはずです。最後の3つ目は、スマホの月額料金が割引される「セット割」を活用することで、この3つのポイントを押さえておけば、月々の通信コストを大きく節約することができます。

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