阪急交通社、2月の海外旅行取扱額は1%減−阪神航空は5ヶ月ぶりプラス

  • 2010年4月6日
 阪急交通社の2月の総旅行取扱額は前年比3.1%増の257億318万7000円となり、このうち海外旅行は1.1%減の150億6217万5000円となった。ベトナム、カンボジアなどの廉価商品は好調であったものの、北米、欧州、オセアニアが伸び悩んだ。国内旅行は9.7%増の106億1423万3000円、訪日旅行は1.5%減の2677万9000円であった。

 一方、阪神航空の総旅行取扱額は10.4%増の21億1179万5000円と2ケタの増加。海外旅行は9.6%増の19億6116万3000円で、業務渡航部門が取扱件数、取扱額ともに好調。企画旅行も受注型は伸び悩んだものの、募集型が好調であった。海外旅行のプラス成長は大型連休があった昨年9月以来5ヶ月ぶり。国内旅行も順調に集客し、23%増の1億5063万2000円となった。