トップツアー、09年度は減収増益、販管費削減が奏功−早期退職で特別損失
トップツアーの2009年12月期(2009年1月1日〜12月31日)の業績は、前年比で減収増益となった。営業収益は、景気後退や新型インフルエンザの発生などによる影響を受け、10.1%減の165億4384万7000円と大きく減少。これに対して、営業費は10%減の140億6409万6000円と営業収益と同程度の減少となったが、一般管理費が17.4%減の19億1012万1000円となり、営業利益は20.1%増の5億6963万円となった。また、経常利益も59.4%増の6億3144万8000円となった。ただし、純利益は早期退職割増金などを特別損失に計上した結果、20.1%減の3億6051万4000円となった。
期間中の海外旅行は、取扱額が30.3%減の288億8600万円、営業収益が13.6%減の37億5400万円と減少。自社企画商品は前年を大きく上回ったものの、団体旅行、個人旅行ともに減少した。団体旅行は新型インフルエンザの影響が国内よりも大きく作用し、燃油サーチャージの減少もあって取扱額、営業収益ともに前年割れ。一方、自社企画商品は皆既日食観測ツアーなどのSIT商品や韓国人気などによるウェブ販売が好調であったという。
なお、国内旅行は取扱額が11.5%減の841億2300万円、営業収益が9.6%減の115億9800万円。団体旅行は、自治体・省庁、教育関連で取扱額、営業収益ともに前年を上回ったという。
期間中の海外旅行は、取扱額が30.3%減の288億8600万円、営業収益が13.6%減の37億5400万円と減少。自社企画商品は前年を大きく上回ったものの、団体旅行、個人旅行ともに減少した。団体旅行は新型インフルエンザの影響が国内よりも大きく作用し、燃油サーチャージの減少もあって取扱額、営業収益ともに前年割れ。一方、自社企画商品は皆既日食観測ツアーなどのSIT商品や韓国人気などによるウェブ販売が好調であったという。
なお、国内旅行は取扱額が11.5%減の841億2300万円、営業収益が9.6%減の115億9800万円。団体旅行は、自治体・省庁、教育関連で取扱額、営業収益ともに前年を上回ったという。