エア・カナダ、成田/カルガリー線に就航−平均搭乗率85%めざす

  • 2010年3月29日
 エア・カナダ(AC)は3月28日、成田/カルガリー線に就航した。同日に開催した記念セレモニーで、カルガリー発初便で到着したエア・カナダ社長兼最高経営責任者のカリン・ロヴィネスク氏は、「今回の就航で日本路線は週17便と大きな数になる。この数は日本へのコミットメントを証明するもの」と強調。スターアライアンスメンバーである全日空(NH)の国内線乗り継ぎの充実もめざしたい考えも示し、新路線の成功を誓った。

 初便搭乗率は成田発が約80%、カルガリー発はほぼ満席。AC日本地区旅客営業・マーケティング本部長のワイス貴代氏によると、通年で85%以上、特に気候が良い夏に関しては90%以上のロードファクターをめざし、特に日本発のシェアを多くしていきたいという。

 なお、記念セレモニーには駐日カナダ大使のジョナサン・T・フリード氏など多くの関係者が集まり、カルガリーがカウボーイの街としても有名であることからカウボーイハット姿で新規就航を祝った。また、旅客全員に搭乗証明書や記念品をプレゼントした。