HIS、第1四半期は経常損失2.4億円−安近短のレジャー需要集中で
エイチ・アイ・エス(HIS)は2010年10月期第1四半期(2009年11月1日〜2010年1月31日)の連結業績で、売上高が前年比13.7%減の716億2400万円となり、営業損益は68.6%減と大幅に減少したものの5億5500万円の黒字を確保した。旅行事業では、30周年記念プロジェクトや海外店舗100拠点達成のキャンペーン、初の国内旅行専門取扱店舗出店など積極的に各種施策を実施したが、アジアを中心とする安・近・短方面へ需要が集中したうえ、燃油サーチャージの値下げ、廃止による影響などを受け売上高の減収となった。日本航空(JL)の経営再建問題による座席数減少などの影響もあったという。
また、売上高は減少したものの販売費と一般管理費は1.4%減の113億8900万円と削減。経常損益は営業外収益の減少などで2億4300万円の赤字、四半期純損失は600万円となった。一方、取扱人数は前年度が通期で13.6%増の277万6000人となったが、今年度も順調に数を増やしている。
今年はまず、社内で横断的にお客様満足の最大化をめざす組織「QC(Quality Control)委員会」を設置、安全面だけでなく商品の品質やサービス向上をはかる。このほか、店舗展開について平林氏は2009年12月の会見で、海外では通年で30から50店舗の開設、国内では統廃合をすすめ15店舗を純増する考えだ。
なお、経営再建中のハウステンボスの経営支援についてはすでに管財人との基本合意書を締結しているが、現段階で同事業を含めた当期の見直し予想が難しいとして連結業績予想については含めていない。
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◆HIS、09年10月期は営業利益2割増−今期は増収増益へ、店舗統廃合も(2009/12/17)
また、売上高は減少したものの販売費と一般管理費は1.4%減の113億8900万円と削減。経常損益は営業外収益の減少などで2億4300万円の赤字、四半期純損失は600万円となった。一方、取扱人数は前年度が通期で13.6%増の277万6000人となったが、今年度も順調に数を増やしている。
今年はまず、社内で横断的にお客様満足の最大化をめざす組織「QC(Quality Control)委員会」を設置、安全面だけでなく商品の品質やサービス向上をはかる。このほか、店舗展開について平林氏は2009年12月の会見で、海外では通年で30から50店舗の開設、国内では統廃合をすすめ15店舗を純増する考えだ。
なお、経営再建中のハウステンボスの経営支援についてはすでに管財人との基本合意書を締結しているが、現段階で同事業を含めた当期の見直し予想が難しいとして連結業績予想については含めていない。
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