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ルフトハンザ、オーストリア航空の統合完了、グループ傘下に

  • 2009年9月9日
 ルフトハンザ・グループ(LHグループ)はオーストリア航空(OS)との統合を完了、9月からOSがLHグループの傘下となった。9月3日現在、ルフトハンザの持分法適用会社がOSの全発行済み株式の90%を保有し、統合に関するすべての条件が満たされた。欧州委員会(EU)の承認を得ており、EUはオーストリア政府によるLHグループへの5億ユーロの事業再建資金の援助を認めている。

 統合後、OSは従来どおりブランドを維持し、日本路線は現行どおり週6便をOSによって運航する。OSでは今回の統合に対し、「OSの経営基盤は確実に向上する」とコメント。燃油や航空機の共同購入などによるコスト削減効果や、LHグループの路線網、営業ネットワークの活用による収入面のメリットも見込む。また、OSの中欧や東欧路線を活かし、OS拠点であるウィーンをLHグループのハブ空港として確立し、競争力を高めていく考えだ。