キャセイ、新型B777-300ER型機を受領、北米路線の増便に対応

  • 2007年10月12日
 キャセイパシフィック航空(CX)は先ごろ、航続距離延長型の新型ボーイングB777-300ERの第1号機を受領、ソウル線で運航を開始した。CXでは現在、同型機を23機発注しており、今年中には5機を受領予定。11月15日から増便するニューヨーク線を含む北米路線の増便に対応していく。

 B777-300ER型機はファースト、ビジネス、エコノミーの3クラス制で、長距離用の新プロダクトを設置。このほか、ビジネスとエコノミーの2クラス制の新プロダクトを装備するエアバス330-300型機を運航しており、最終的には既存機材を含む長距離路線の計67機の機内をリニューアルする予定。新プロダクトの搭載完了は、2009年中を予定している。