記事アクセス、「想い」が伝わる−アンコールへのチャーター計画が1位

  • 2007年7月14日
[総評] 今週はアンコールエアーがチャーター規制緩和の波に乗って、日本/シェムリアップ間でプログラムチャーターを実施する話しが1位となりました。東京、大阪、福岡を中心に、仙台、名古屋などでも運航を検討されておりますが、ユニークな試みもあります。例えば、羽田利用では前泊を含む料金設定であったり、年間を通して一定の料金とするなど、売れ行きが早くも注目されます。特に、アンコールワットをバリ、プーケットに次ぐ東南アジアのリゾートにしたいという想いがどこまでうまく市場に伝わるか、これが今後の鍵になるでしょう。今週はそんな「想い」があふれた一週間ではなかったかと思います。

 2位のエールフランス航空のラウンジは赤と白の組み合わせで、世界各国の数ある航空会社のラウンジの中でも珍しいタイプではないでしょうか。AF/KL旅客営業・マーケティング統括本部長のコーネル・コスター氏とお話しをした際、自信を持って「お勧めしたいラウンジ」とおっしゃっていたのが印象的です。金曜日・夕刊のフォトニュースでも取り上げていますので、こちらもご覧ください(フォトニュースヘ)。

 3位、4位に来たボーイングの新型機も「想い」の詰まった機材です。各種の報道でも日本企業の貢献が高いと伝えられていますが、そうした点からの関心と路線展開がどのように変化していくのか、大きく2つの関心があると思います。これからテスト飛行などを経て、各社に納入されていくわけですが、量産体制に入るころには、日本の各空港の路線はどのように変化しているか気になっている私は、少し早すぎでしょうか。(鈴木)

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▽トラベルビジョン・記事ランキング(7月第2週:7月7日〜13日午後4時)

第1位
アンコールエアー、日本/シェムリアップ間で年間250便から335便を目指す(07.12)

第2位
エールフランス航空、成田ラウンジをリニューアル、世界初のデザイン採用(07.11)

第3位
ボーイング、B787ドリームライナーを初公開−引渡しは08年5月からを予定(07.10)

第4位
全日空、B787型機は2008年度中に6〜7機受領−当初は国内線で利用(07.10)

第5位
全日空、成田/ホーチーミン線を週5便で運航へ−ムンバイ線は週6便に変更(07.09)

第6位
JALホテルズ、ホテル日航ウインズ成田の営業を10月で終了(07.09)

第7位
国交省、香港中旅日本中国旅行社を9日間の営業停止処分−YQ徴収などを巡り(07.10)

第8位
日本航空、10月28日から成田/デリー線をデイリー化(07.09)

第9位
トップインタビュー:アクセス国際ネットワーク代表取締役社長松原善朗氏(07.11)

第10位
スペシャリスト・インタビュー 株式会社ジャルパック大木光馬さん(07.10)