CO、米国/カンクン間の運航便数がハリケーン災害前レベルに回復

  • 2006年6月16日
 コンチネンタル航空(CO)の米国/カンクン間の運航便数は、2005年10月にハリケーン「ウィルマ」が襲来する以前の水準にほぼ回復している。現在、米国からカンクンへの運航便数は、ヒューストン/カンクン線が週44便、ニューヨーク/カンクン線が週16便、クリーブランド/カンクン線が週1便の合計週61便を運航。座席供給数は「ウィルマ」襲来以前のほぼ90%にまで回復している。COは、米国/カンクン間を結ぶ路線の全座席数の約15%を供給しており、COの座席供給数の回復は、観光を主要とするカンクンの経済の回復を裏づけている。カンクンは昨年10月のハリケーンの被害からほぼ完全に復旧。人気観光地では、リゾート施設、レストラン、ビーチ、観光名所が改修され、以前よりも魅力が増している。
 日本からカンクンへは、毎日運航している成田/ヒューストン便を利用し同日着が可能だ。

 COは大型ハリケーン「ウィルマ」の来襲する直前までカンクンへの運航を続け、来襲後はすぐに定期便を再開した航空会社の一社。災害直後に支援便をカンクンへ8便、メリダへ8便運航し、現地で取り残された観光客の救出活動を行った。