FJ、太平洋諸島展に協賛、PIF議長日本との関係強化に期待

  • 2006年6月3日
 エア・パシフィック航空(FJ)は5月25日、26日、29日、30日の4日間、東京・赤坂のジェトロ展示場で開かれた太平洋諸島展に協賛した。太平洋諸島展は5月26日、27日、沖縄で開催された「第4回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議」に関連し、日本貿易振興機構(JETRO)、太平洋諸島フォーラム(PIF)、太平洋諸島センター(PIF)が共同で開催したもの。展示会にはフィジーをはじめPIFに加盟する国と地域から57社が出展。各ブースで食飲料品、工芸品、ギフト製品、観光資料などを展示したほか、現地情報を提供。期間中に業界関係者や一般消費者など約3300人が訪れた。

 PIF議長でパプアニューギニア首相を努めるマイケル・ソマレ氏は5月25日の開会式の席上、「日本と各国間の関係強化は、地域の安全保障と経済成長において重要な政策の一つ」と語り、今回の展示会が貿易・観光産業の発展の機会を提供できることに期待を示した。また、同式典には前内閣総理大臣の森喜朗衆議院議員、経済産業大臣政務官の片山さつき衆議院議員、外務大臣政務官の遠山」清彦参議院議員らが列席。森議員は「フィジーなどへの支援活動およびパートナーシップ強化に積極的に取り組む所存」と述べ、ソマレ氏同様に日本と太平洋諸島の関係強化に期待を示した。