クラブメッド、カビラのロングステイ好調で設定期間延長、サホロ・アジア各地でも商品展開へ

  • 2006年2月16日
 クラブメッドは冬期の期間限定商品として、石垣島のクラブメッド・カビラで7泊8日、および14泊15日のロングステイ商品を設定、1月末までに400人の利用者を超えることから、当初の3月末までの設定を5月までと期間を延長する。通常、国内のバカンス村は平均滞在3.5日と短いが、海外、特に本拠の欧州では一週間程度が多い。こうした日本市場での短期間の滞在から1週間程度の滞在が期待できる市場が顕在化してきたことを受け、クラブメッドでは石垣島だけでなく、北海道のサホロ・バカンス村でゴルフなどのアクティビティを組み込んだツアー、バリやプーケットなどでの10日間から1ヶ月ほどのロングステイ商品の開発を進めているという。

 同社では今回のカビラでは国内で言葉の問題がないこと、さらにクラブメッドの特性である食事などを含むオールインクルーシブ方式がロングステイ向きと分析。滞在中には週末に家族を呼び寄せる姿も数多く見受けられたことも受け、ファミリー向けの施設が充実する強みを活かした商品開発にも取り組むとしている。