楽天トラベル、インバウンド促進で宿泊施設へ翻訳サービス等を提供

  • 2006年2月14日
 楽天トラベルはインバウンド旅行需要の獲得に向け、国内宿泊予約で契約する約1000軒と契約、海外での予約を受付けている。宿泊施設は楽天トラベル内で登録を行うと、英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)での予約扱いを提供。ページの制作費や登録料などの導入費用は無料で、成約した料金に対してシステム利用料として10%を課金する。現在のところ、楽天トラベルの1割にも満たない取扱レベル。ただし、政府が推進するビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)に限らず、海外サイトとの連携も視野に入れる。このうち、中国についてはCtripとの関係構築が進んでおり、これ以外に現地法人のある韓国、さらに台湾等を視野に入れ、強化を図る。また、欧米についても検討を進めるとしているが、手数料が海外サイトは高いものの、集客力については海外サイトの方が上。こうした点も踏まえながら、今後のインバウンド拡大を目指す方針。