ホールセーラー十社会、初の試みとなる共同商品説明会を開催

  • 2002年10月9日
 ホールセーラー十社会はこのほど、メンバーの8社共同で下期商品の説明会をワークショップ形式で開催した。共同での商品説明会は初めての試み。メンバーである阪急交通社のトラピックス営業部提携販売課の深澤大助氏は「中堅ホールセーラーが商品説明会を開催するには集客が大変だが、共同で行なうことで多くの方に来ていただける。また、参加者側にとっても個別の説明会にそれぞれ参加すると時間がかかるが、今回は1日で終了でき、お互いにメリットがある」と共催の意義を語った。また、各担当者が必要な情報を的確に伝えるため、商品の説明は個別のブースで行なうワークショップ形式を採用、参加者からの反応も好評で「来場者アンケートの結果によるが、来期も共同説明会を行なう」(同氏)意向だ。
 十社会は情報交換を目的に中堅・専門のホールセーラーの営業担当者が今年6月に設立した会で、月に1回ほど会合を開いている。今回の説明会では会員のうち、ニュー・オリエント・エキスプレス、クラブメッド、日新航空サービス、国際開発、阪急交通社、グッドラックツアー、オーベルインターナショナル、アールアンドシーツアーズの8社がブースを出展、約250名の旅行会社社員が来場した。