JL中期計画、国際線でJO拡大、07年国際旅客売上は04年比12%増
日本航空グループはこのほど、2005年度から2007年度の中期経営計画を策定した。日本航空代表取締役会長兼CEOの兼子勲氏は「(厳しい状況も)悲観するのではなく、プラスの材料もある。空港インフラは羽田などで向上し、需要は落ちるわけでない。これをビジネスチャンスと捉える」と語り、成長するマーケットを獲得していくことは不可欠との考えを示す。特に、地域的には中国や東南アジアへの展開を強く意識しており、国際線の赤字傾向からの脱却、費用の構造改革で黒字化を図る方向性を示す。この中期経営計画によると、安全、企業...