6月の苦情・相談件数は増加傾向、25%増の185件

  • 2002年10月10日

日本旅行業協会(JATA)がまとめた6月の苦情・相談件数は前年比25%増の185件と昨年より37件増加、先月に引き続き増加傾向にある。6月分に関しては旅客対応が46件、取消料が27件と前年の2倍以上となり、個々の会社が旅行業約款や商法に照らして対応すべき事柄が目立つ。たとえば、お客が店頭で現金による返金を求めた際に、旅行会社は銀行振込でしか対応せず、振込手数料を差し引くという対応をとったことなど、債務者が負担すべき金額を履き違える例などがあった。ただし、お客側にも非がある例もあり、「約款がパンフレッ...