7~9月期の訪日外国人消費額2.1兆円に、買物支出は減少も免税制度の意義強調
観光庁の村田茂樹長官は15日の定例会見で、2025年7~9月期の訪日外国人旅行消費額(一次速報)が2兆1310億円となり、前年同期比11.1%増で同期過去最高を更新したと発表した。中国、台湾、米国、韓国の4市場で全体の6割超を占めている。1人当たりの旅行支出は21万9428円で前年同期とほぼ横ばい、観光・レジャー目的に限ると20万5935円(4.5%減)だった。宿泊費、飲食費、交通費、娯楽等サービス費はいずれも増加した一方、買物代は前年同期比で11%減となった。村田長官は「宿泊や体験型の支出が伸びる...