上場ホテル15ブランド、3月期の平均客室単価は前年比12.6%増の1万6,679円
東京商工リサーチは7月28日、上場ホテル運営13社(15ブランド)の2025年3月期の平均客室単価が前年同期を大幅に上回ったとする調査結果を発表した。ホテル業界ではインバウンド需要の拡大を背景に、客室単価と稼働率が引き続き高水準を維持していることが分かった。調査対象となった15ブランドの2025年3月期の平均客室単価は1万6,679円で、前年同期比12.6%の上昇。新型コロナウイルスの影響で客室単価が大きく落ち込んだ2021年同期(7,755円)と比べると114.5%増となり、実質的に2倍以上にまで...