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跡見女子大、無料の「観光経営人材育成講座」を12月11日から、先着50名まで

募集は12月10日まで。先着50人で無料(都内に在住または在勤している人)

 跡見学園女子大学(東京都文京区、笠原清志学長、跡見女子大)は12月11日、観光産業の人材育成と基礎的知識の習得を行う「観光経営人材育成講座」を開講する。「コロナ禍での観光の未来を考える:インバウンドのセカンドステージでの課題と人材育成~ジェンダー、異文化理解、ハラール対応」をテーマに、来年3月8日までに全10回で実施。講座は先着50人で受け付け。受講料は無料。受講の対象者は、都内に在住または在勤する旅行業、宿泊業、自治体、観光関連団体など観光業に関係する人などに従事する人。コロナ禍を鑑み、講座はオンラインを使って実施行う。募集は12月10日(金)まで。

東京都が支援する観光人材の育成講座

 同講座は、東京都が支援する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」。同大が採択を受けて行われるもので、観光関連事業者の経営力向上を図るほか、観光産業の活性化につなげることが目的。東京都が大学と連携しながら、経営の視点からサービスを提供できる人材の輩出につなげるなど、旅行、宿泊、運輸、自治体観光関連事業に従事する人に向けた新しい教育プログラムの開発などを支援する。同大以外に亜細亜大学、東洋大学などが同講座を今年度に開講する。

インバウンド再訪時を見据えた文化などを学ぶ

 同大が行う講座では、ウィズ・アフターコロナ期でのインバウンド再訪時の観光を見据えた内容を網羅。ジェンダー、異文化理解、ハラールなど、多様な宗教、文化、習慣に対応できる能力を備え、今後の観光産業活性化への戦略を考えられる観光経営人材を育成するメニューをそろえている。同講座は2021年から23年までの3年間開講される予定だ。

 今年度の講座では、インバウンド観光の復活に向けた戦略を学び課題を議論するほか、ジェンダー、異文化理解、ハラール対応など、まさにインバウンド観光が再開した際に観光客から求められる題目を学ぶ。

 「単なるノウハウを越えて理論的・体系的に理解できる能力を備えた人材の育成を行う」と同大。

無料「観光経営人材育成事業講座」の詳細について

 21年度の講座は以下がテーマで12月11日から来年3月8日の間、各回2プログラムずつ全10回無料で開講する。

 1、コロナ禍の観光戦略・インバウンド観光に向けた対応

 2、観光におけるダイバーシティ

 3、観光におけるハラール対応―をテーマ

 今回の講座は全てオンライン開催。詳しい内容は下記URLより。

 https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/7491/

問い合わせ・申し込み先

 kankou_jinzai@mmc.atomi.ac.jp

 メールは、跡見学園女子大学 観光経営人材育成講座担当行き。

 *申し込みはメールタイトルを「受講申し込み」と記載が必要。メールの本文に ① 氏名(ふりがな)、② ご所属、③ 連絡先(電話番号、メールアドレス)を記載する。

 「紹介者がある場合は、その氏名も記載」と同大。


情報提供:トラベルニュース社