全日空、シカゴ線ダブルデイリーに、中部/上海線も復活

  • 2012年12月25日

 全日空(NH)は2013年の夏スケジュールで、成田/シカゴ線を現行の週7便から週14便に倍増する。使用機材はボーイングB777-300ER型機で、成田発、シカゴ発ともに現地時間17時台の便を追加する。

 NHではこの10月末から成田/ニューヨーク線をダブルデイリーで運航しているところで、2013年1月11日には成田/サンノゼ線の開設も予定。シカゴ線のダブルデイリー化でさらに北米線を充実し、日本/北米間だけでなく、アジア/北米間の需要取り込みもめざす。

 また、NHでは2013年3月31日から、運休していた中部/上海(浦東)線を復便する計画。B737-700型機でデイリー運航する。NHによると、もともと今夏スケジュールでも運航しており、冬は上海での発着枠を獲得できずに一時運休しているが、来夏は発着枠を得られることから再開する。

 なお、中国路線は尖閣問題による需要落ち込みが懸念されるが、NHでは「需要が回復基調になっており、業務渡航は前年を超えてきている」と説明した。


▽全日空、増便・復便分運航スケジュール
・成田/シカゴ線(※2013年6月29日~)
NH1012便 NRT 17時15分発/ORD 14時50分着(デイリー)
NH1011便 ORD 17時30分発/NRT 20時25分着※翌日(デイリー)

・中部/上海線
NH939便 NGO 10時30分発/PVG 12時15分着(デイリー)
NH940便 PVG 16時45分発/NGO 16時45分着(デイリー)