アクセスランキング、1位はJTBのバス事故−羽田路線もランクイン
[総評] 今週の1位は、ルックJTBのエジプトツアーで発生したバスの横転事故の記事が入りました。死亡者がいないことは不幸中の幸いですが、エジプト人の現地ガイドが意識不明の重体であったとのことで、その後の容態が心配されます。現在のところ事故原因はわかっていませんが、現地からの情報では対向車線から車が侵入してきたとのことです。
旅行者の安全の確保は、旅行会社にとって大きな役割であり、ある意味では最大のセールスポイントであるともいえるかもしれません。しかし、不可避の事故や天災もあり得ます。そうしたリスクとどのように向き合い、どのように最小化するかは、今後の旅行会社に求められる必須条件になるかもしれません。
また、今週は経営再建中の日本航空(JL)に関する記事も2本入りました。4位の記事の通り、足元の業績が好調で、追加の路便計画の削減は考えていないといい、羽田の新路線発表も含めてJLが再び羽ばたく準備期間に入ったようにも感じます。他社だけでなく、国民の理解を得られる方法ことが大前提ですが、稲盛和夫会長や大西賢社長、企業再生支援機構の方々、そして社員の皆様のご努力が実を結ぶよう願っています。
ところで、1週間の振り返りとして総評の掲載を再開してから今回で1年が経過し、ちょうど50回の節目となりました。これまでの総評を見返すと、燃油サーチャージの復活や日本航空(JL)の再建問題、国内線コミッション、アイスランド火山など、この1年間も実に起伏に富んでいたものだと気付かされます。
旅行業界が外的要因に強く左右されることは間違いありませんし、業界環境が急激に変化する中で、旧来型の旅行業ビジネスが岐路に立っていることも否定し得ない事実でしょう。今後のアクセスランキングも、後から見返せばそのまま業界の変化を記録したものとなっていくように思います。
こうした時代に、総評だけでなく記事や特集なども含めて、トラベルビジョンとして旅行業界の発展に少しでも寄与したいという思いを強くしております。これまで以上にご活用いただけるよう、新たなコンテンツの企画も進めておりますので、今後ともご愛読くださいますようどうぞよろしくお願いします。(松本)
▽日刊トラベルビジョン、記事アクセスランキング
(2010年6月第5週、7月第1週:6月28日2時〜7月2日18時)
第1位
◆JTB、エジプトでバス事故−10名けが、現地ガイド意識不明(10/06/28)
第2位
◆茨城県、スカイマークに神戸/茨城線継続を要請−共用スキーム調整へ(10/06/28)
第3位
◆カタール航空、3年後に120都市就航へ−成田・関空それぞれ直行便も視野(10/06/30)
第4位
◆日本航空、5月は営業損失29.7億円、売上は好調−追加の路線減は可能性薄か(10/07/01)
第5位
◆日本航空、羽田/シンガポール線に就航決定−合計10路線、1日13便に(10/07/01)
第6位
◆TAMブラジル航空、アクセスでのEチケット発券が可能に−6月29日から(10/06/29)
第7位
◆香港政府観光局、夜景情報ウェブサイト「香港夜景美術館」をオープン(10/06/29)
第8位
◆HIS、バンコクに初の海外旗艦店−現地需要取り込み強化、新ブランドも販売(10/06/29)
第9位
◆インターコンチネンタル・ホテルズ、バンコクにホテル・インディゴを開業(10/06/30)
第10位
◆ニュージーランド、5月の日本人訪問者数が51.4%増−需要が回復傾向に(10/07/01)
旅行者の安全の確保は、旅行会社にとって大きな役割であり、ある意味では最大のセールスポイントであるともいえるかもしれません。しかし、不可避の事故や天災もあり得ます。そうしたリスクとどのように向き合い、どのように最小化するかは、今後の旅行会社に求められる必須条件になるかもしれません。
また、今週は経営再建中の日本航空(JL)に関する記事も2本入りました。4位の記事の通り、足元の業績が好調で、追加の路便計画の削減は考えていないといい、羽田の新路線発表も含めてJLが再び羽ばたく準備期間に入ったようにも感じます。他社だけでなく、国民の理解を得られる方法ことが大前提ですが、稲盛和夫会長や大西賢社長、企業再生支援機構の方々、そして社員の皆様のご努力が実を結ぶよう願っています。
ところで、1週間の振り返りとして総評の掲載を再開してから今回で1年が経過し、ちょうど50回の節目となりました。これまでの総評を見返すと、燃油サーチャージの復活や日本航空(JL)の再建問題、国内線コミッション、アイスランド火山など、この1年間も実に起伏に富んでいたものだと気付かされます。
旅行業界が外的要因に強く左右されることは間違いありませんし、業界環境が急激に変化する中で、旧来型の旅行業ビジネスが岐路に立っていることも否定し得ない事実でしょう。今後のアクセスランキングも、後から見返せばそのまま業界の変化を記録したものとなっていくように思います。
こうした時代に、総評だけでなく記事や特集なども含めて、トラベルビジョンとして旅行業界の発展に少しでも寄与したいという思いを強くしております。これまで以上にご活用いただけるよう、新たなコンテンツの企画も進めておりますので、今後ともご愛読くださいますようどうぞよろしくお願いします。(松本)
▽日刊トラベルビジョン、記事アクセスランキング
(2010年6月第5週、7月第1週:6月28日2時〜7月2日18時)
第1位
◆JTB、エジプトでバス事故−10名けが、現地ガイド意識不明(10/06/28)
第2位
◆茨城県、スカイマークに神戸/茨城線継続を要請−共用スキーム調整へ(10/06/28)
第3位
◆カタール航空、3年後に120都市就航へ−成田・関空それぞれ直行便も視野(10/06/30)
第4位
◆日本航空、5月は営業損失29.7億円、売上は好調−追加の路線減は可能性薄か(10/07/01)
第5位
◆日本航空、羽田/シンガポール線に就航決定−合計10路線、1日13便に(10/07/01)
第6位
◆TAMブラジル航空、アクセスでのEチケット発券が可能に−6月29日から(10/06/29)
第7位
◆香港政府観光局、夜景情報ウェブサイト「香港夜景美術館」をオープン(10/06/29)
第8位
◆HIS、バンコクに初の海外旗艦店−現地需要取り込み強化、新ブランドも販売(10/06/29)
第9位
◆インターコンチネンタル・ホテルズ、バンコクにホテル・インディゴを開業(10/06/30)
第10位
◆ニュージーランド、5月の日本人訪問者数が51.4%増−需要が回復傾向に(10/07/01)