国内線のゴールデンウィーク、予約数17.5%増、提供座席数は大手2社が減少
国内線6社のゴールデンウィーク(4月28日〜5月5日)の予約状況は、提供座席数が前年比3.8%減の279万1375席と減少したものの、予約数が17.5%増の182万8135人で好調に推移している。提供座席数は全日空(NH)が4.3%減、日本航空(JL)が4.7%減と、大手2社が減少したものの、新興航空会社はいずれも増加。ただし、NHは臨時便として、前年より10便多い66便を、JLは前年より13便多い34便を運航する計画だ。また、予約数は全社で前年を上回った。
提供座席数、予約数ともに前年を大きく上回ったのはスカイマーク(BC)。BCは2009年12月25日に神戸/那覇線、先ごろには茨城/神戸線を就航しており、座席数は全路線で10.0%増加したが、予約数は44.4%増で供給を上回る推移となっている。新規路線の茨城/神戸線は予約率が97.2%で、全路線のなかでもっとも高い数値となった。また、エア・ドゥ(HD)も提供座席数は1.8%増の微増だが、予約数が10.1%増と大きく改善した。
大手2社の方面別の予約数は全方面で前年を上回っており、特にNHは全方面で2桁増。JLも北海道の8.1%増以外は2ケタ増と好調だ。特に増加率が高いのは東北・北陸(NH:21.3%増、JL:29.0%増)、中国・四国(NH:20.7%増、JL:29.4%増)また、予約率では、沖縄(NH:71.0%、JL:76.1%増)と北海道(NH:67.1%増、JL:72.3%)が高い数値となっている。
▽ゴールデンウィーク国内線予約状況

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大手2社の方面別の予約数は全方面で前年を上回っており、特にNHは全方面で2桁増。JLも北海道の8.1%増以外は2ケタ増と好調だ。特に増加率が高いのは東北・北陸(NH:21.3%増、JL:29.0%増)、中国・四国(NH:20.7%増、JL:29.4%増)また、予約率では、沖縄(NH:71.0%、JL:76.1%増)と北海道(NH:67.1%増、JL:72.3%)が高い数値となっている。
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