海外パッケージツアー、第1四半期は欧州好調−予約状況は伸び悩み
日本旅行業協会(JATA)はこのほど、海外募集型企画旅行の取扱状況について1月から3月までの販売実績と4月から6月までの予約状況をとりまとめた。これによると、1月の全方面合計の実績は前年比10.9%増で7ヶ月連続のプラス成長。2月は8.9%減となったものの、3月は24.8%増と推移したことがわかった。2月は春節でアジア方面への航空座席確保が難しかったことなごが影響しているようだ。
方面別では特に欧州方面が好調で、1月は6.9%増、2月は1.2%増、3月は24.8%増であった。近場の人気が高く、台湾、香港・マカオ、タイ、中国などがプラス成長した。ただし、韓国は前年にウォン安による旅行ブームが起きていたこともあり、2月に27.7%減となるなど前年割れした。
4月から6月までの予約状況は全体的に低調。燃油サーチャージが値下げされ、ゴールデンウィーク(GW)の日並びも良かった前年の、新型インフルエンザ発生前の数値と比較していることもあり、4月は8.5%減、5月は14.4%減、6月は1.4%減となっている。ただし、予約申し込みの間際化が顕著であることから今後伸びる可能性もあるようだ。
方面別では、ヨーロッパ、台湾、香港・マカオ、中国などが底堅い推移を見せている。1月から3月の実績で2ケタ増を記録したタイは、デモの影響もあってか4月と5月が前年割れ。このほか、6月は韓国が前年を割り込んでいる以外はプラスとなっており、特に中国は115.8%増と急増しているほか、ハワイが18.3%増、グアム・サイパンが11.2%増とリゾートにも人気が集まっている。
なお、調査対象はジェイティービー(JTB)、近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行、阪急交通社、ジャルパック、ANAセールス、エイチ・アイ・エス(HIS)の7社。グアム・サイパン方面、オセアニア方面ではANAセールスの商品設定がないため、集計に含まれていない。
方面別では特に欧州方面が好調で、1月は6.9%増、2月は1.2%増、3月は24.8%増であった。近場の人気が高く、台湾、香港・マカオ、タイ、中国などがプラス成長した。ただし、韓国は前年にウォン安による旅行ブームが起きていたこともあり、2月に27.7%減となるなど前年割れした。
4月から6月までの予約状況は全体的に低調。燃油サーチャージが値下げされ、ゴールデンウィーク(GW)の日並びも良かった前年の、新型インフルエンザ発生前の数値と比較していることもあり、4月は8.5%減、5月は14.4%減、6月は1.4%減となっている。ただし、予約申し込みの間際化が顕著であることから今後伸びる可能性もあるようだ。
方面別では、ヨーロッパ、台湾、香港・マカオ、中国などが底堅い推移を見せている。1月から3月の実績で2ケタ増を記録したタイは、デモの影響もあってか4月と5月が前年割れ。このほか、6月は韓国が前年を割り込んでいる以外はプラスとなっており、特に中国は115.8%増と急増しているほか、ハワイが18.3%増、グアム・サイパンが11.2%増とリゾートにも人気が集まっている。
なお、調査対象はジェイティービー(JTB)、近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行、阪急交通社、ジャルパック、ANAセールス、エイチ・アイ・エス(HIS)の7社。グアム・サイパン方面、オセアニア方面ではANAセールスの商品設定がないため、集計に含まれていない。
