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楽天トラベル、GWの海外旅行は49%増−上海万博で中国人気高まる

  • 2010年4月8日
 楽天トラベルのゴールデンウィーク期間(4月29日〜5月9日)の海外旅行予約は、日並びのよさもあり3月31日時点で前年比48.7%増と好調に推移している。方面別では、近場の韓国、中国、グアム、台湾の人気が引き続き高い。なかでも上海万博で注目が集まる中国は172.7%増と大幅な伸びを見せている。万博開催期間中の上海の予約は開会式直後の5月1日から4日の人気が高く、開会式にあわせて旅行を計画する利用者が多いようだ。さらに、長期休暇をとりやすい日並びから、ハワイや北米、欧州など遠方のデスティネーションへの旅行者も伸びているという。

 また、国内旅行も31.2%増と好調。12歳以下の子どもを連れた家族旅行が多く、家族旅行の予約数は35.8%増となった。エリア別の伸び率では平城遷都1300年祭の奈良が71.6%増と最も高く、大河ドラマ「龍馬伝」で人気が高まる高知は42.7%増となった。また、全日空(NH)の航空券やレンタカーを自由に組み合わせる「ANA楽パック」では沖縄が92.0%増となるなど、海外旅行と同様に遠距離が伸びる傾向があるという。レンタカーの予約状況は40.6%増で、楽天トラベルでは北海道と沖縄でのフライ&ドライブが定番化しつつあると分析した。


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