ジャルパック、タイでSL見学、鉄道ファン向けツアー発売−100名集客めざす

  • 2010年2月23日
 ジャルパックはこのほど、趣味の総合ウェブサイト「ホビダス」とタイアップし、鉄道をテーマにタイを巡る「乗り物三昧アユタヤ・バンコク5日間」の販売を開始した。これは、ホビダスのなかでも鉄道好きが集まる鉄道ホビダスと共同で企画したもので、コアな鉄道ファン以外でも楽しめる内容とした。ジャルパックではタイアップ第1弾として、ドイツの車博物館を巡るツアーを販売中だ。今回のツアーでは100名の販売をめざす。

 ツアーでは、現存する稼動車では1両のみとなるミカド式のSLや、泰麺連絡鉄道用に戦時中使われた日本のC56形SLなどをタイ国鉄トンブリー駅隣接の機関庫で見学する。また、線路の上に市場を出し列車が通る度に市場を片付けるメクロン市場へ訪れる。さらに、宿泊中も鉄道気分に浸れるよう、ザ・ツインタワーズ・ホテルではトレインビューの部屋を用意し、鉄道工場側の部屋、もしくは駅側の部屋を選べるようにした。出発日は4月1日から7月15日の毎日で、成田、関空、中部を発着地に設定した。旅行代金は8万800円から21万8800円。