キャセイパシフィック航空（CX）は10月25日から、サウジアラビアのジェッダ線を開設する。運航日は月曜日、火曜日、木曜日、土曜日の週4便で、往復ともドバイを経由。日本からは東京のほか、大阪、名古屋、福岡、札幌線で香港での同日乗継が可能だ。使用機材はエアバスA330-300型機で、ビジネスクラスとエコノミーの2クラス制で運航する。サウジアラビアにはすでにリアド線に就航しているが、同路線も8月1日から現行の週5便体制から週7便に増便する予定。CXでは中東線は現在も堅調に推移しているとして、新路線の開設や増便により、重要性が高まる中東市場の需要に対応していく。

　一方で、路線の需要に応じ、輸送力や運航便数の調整もしていく。このため、ブリスベン線は9月1日から11月17日まで、週10便から週7便に減便、サンフランシスコ線は9月と10月、週14便から週11便運航に削減する。また、パリ線は9月1日から冬期スケジュールの全期間、12月18日から2010年1月6日をのぞいて現行の週10便から週7便に減便する。


▽CXの香港／ジェッダ線のスケジュール
CX745　HKG　23時55分発／DXB　05時00分着（翌日）　06時10分発／JED　08時10分着（香港発：月・火・木・土曜日）
CX746　JED　14時10分発／DXB　17時40分着　18時50分発／HKG　06時00分着（翌日）（ジェッダ発：火・水・金・日曜日）