KNT、店頭でクラツー商品の販売を開始−商品数の拡大で営業力を強化

  • 2009年3月13日
 近畿日本ツーリスト(KNT)は昨年のクラブツーリズムとの業務提携の一環として、1月19日から直営店舗およびKNTツーリストにおいてクラツー商品の販売を開始した。KNTでは、これまで取り扱っていなかった国内バスツアーなど、クラツーの強みを持つ商品を販売することにより、商品バリエーションを強化するとともに営業力の拡大をはかる。

 店頭では「旅の友」を設置しメイン商品を販売。KNTブランド戦略室によると、「販売開始から1ヶ月ほどで約1億3000万円を売り上げている」とし、「特に発表しなかったものの好調だ」と評価する。さらに、3月末をめどにウェブサイトでの取り扱いも開始する予定で、さらなる売上の増加にも期待を示した。

 なお、KNTとクラツーでは提携分野やビジネス拡大について14の分科会を設置しており、引き続き協議を進めている。KNTでは今回の販売拡大により、グループ全体で30億円の取扱高を見込む。


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※訂正案内 (編集部 3月13日 18時15分)
・第一段落 
前:1月19日から直営店および代理店において
 ↓
後:1月19日から直営店舗およびKNTツーリスト

・最終段落 
前:全社の連結売上高で30億円の増加見込む。
 ↓
後:グループ全体で30億円の取扱高を見込む。

訂正するとともにお詫びいたします。