エミレーツ航空、A380型機を導入、全489席で、Fクラスにはシャワーやスパも

  • 2008年8月2日
 エミレーツ航空は7月28日、EKとして第1号となるエアバスA380型機を受領した。第1号機はファーストクラスが14席、ビジネスクラスが76席、エコノミークラスが399席の全489席で、ファーストクラスは完全個室。2室のシャワー・スパとソーシャルエリア&バーも備える。また、ファーストクラスとビジネスクラスのプレミアムクラス専用のラウンジスペースも設置した。8月1日にドバイ/ニューヨーク路線に導入。ボーイングB777型機の場合、14時間のフライトを、A380型機では12.5時間から13時間で飛行する予定だ。

 今回のA380型機の受領により、EKが保有・運航する旅客機は108機となった。今後、2009年3月31日までに5機、2013年6月までに53機を納入する予定で、座席クラスは今回の長距離路線用の仕様のほか、中距離用の3クラス517席と2クラス制604席も用意。EKではニューヨーク線のほか、12月1日にはロンドン線、2009年2月1日にはシドニー線とオークランド線への投入を予定している。