デルタ航空、10月1日から発券手数料を3%に−ゼロ化は未定

  • 2008年8月1日
 デルタ航空(DL)は2008年10月1日以降、日本国内で発券する日本発国際線航空券のBSP発券手数料を、現在の5%から3%に引き下げる。DLと合併を予定するノースウエスト航空(NW)は、10月1日からコミッションを廃止する決定をしているが、DLはゼロコミッションについて未定としている。また、3%に留めたことについては、「競争上の戦略的な理由」(DL旅客営業部)とのコメントに留めている。

 なお、各種エアパスを含む米国国内線と米国/カナダ−バージン諸島・プエルトリコ間、米国・カナダ発着の旅程に対する航空券には、発券手数料は適用しない。


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