阪急交通社、北京五輪の販売は「厳しい中では健闘」−チケットは85%販売済

  • 2008年8月1日
 阪急交通社は7月31日、初めて日本オリンピック委員会(JOC)公式旅行代理店として取り組んだ北京オリンピック商品の販売状況を発表した。これによると、送客予定数は950名で、観戦チケットは85%が販売済みだ。阪急阪神交通社ホールディングス広報部によると、「厳しい状況の中では健闘している」と評価。当初は5000名の送客目標を掲げたものの、チケットが希望の25%程度しか手に入らなかったこと、開会式と閉会式、人気種目のチケットが少なかったため、送客目標を下げて取り組んでいた。現地の宿泊施設も、全期間を通した契約は2ホテルに絞って手配体制を整えた。日本人が出場しないことが明確な競技のチケットもあるため「チケットの完売は難しいかもしれない」としつつ、今後も積極的な販売を続ける。