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KNT、現役大学生が開発した車輌が参戦するル・マンの応援ツアーを設定

  • 2008年5月2日
 近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、「ル・マン24時間レース」に参戦する東海大学の研究室チーム「ル・マンプロジェクトチーム」を応援するツアーを企画、販売を開始した。「ル・マン24時間レース」は、24時間でどれだけ長い距離を走ることが出来るかを競うカーレースで、今年は6月14日と15日に開催される。今回、参戦が決まった東海大学工学部動力機械研究科の林研究室は、2001年から「ル・マンプロジェクト」を始動、レーシングカーの開発に取り組み、ル・マン参戦用車輌を完成させた。現役大学研究チームが、ル・マンに参戦するのは世界で初めてだという。

 KNTは、現役大学研究室チームの参戦を記念し、応援ツアーを企画。日程は6月12日から18日までの5泊7日で、旅行代金は2名1室利用の1名32万8000円で設定した。募集人数は45名。なお、KNTでは今後、学生確保を目的に独自性のある研究を進める各教育機関に対し、その特徴を活かした商品の提案やイベント開発に積極的に取り組んでいく考えだ。