20代のキーワードはお金、休み、同行者、旅行のプライオリティ低下−JTB調査
ジェイティービーが実施した「20代若者の旅行動向調査」によると、約8割が年に1回以上、観光目的の国内旅行に出かけているが、海外旅行は対象を最近3 年間に広げても、1回以上出かけている人は47%と半数以下であることが分かった。調査対象は首都圏、中京圏、京阪神に在住する20代の男女500名ずつ。
国内旅行は、年2回以上出かける人も53.3%と多く、今年も国内旅行の予定があるのは68%。「少ない金額と日数で出かけられること」「自然やテーマパーク、温泉、ビーチなど、観光素材が豊富なこと」「安全、安心、言葉が通じる」ため、気軽に出かけられるのが、人気の理由となっている。一方、海外旅行は全体の28.2%が未経験で、24.8%が最近3年間は海外旅行に出かけていない。旅行ためらう理由は国内、海外とも「お金がない」「休みが取れない」「旅行したい人とのスケジュールが合わない」があげられている。さらに海外旅行では「言葉が通じない」が25.8%、「旅先でのトラブルが心配」18.7%、「治安や伝染病が不安」17.3%、「食べ物や衛生面が不安」13.2%などが上がっている。
ただし、30万円程度のまとまったお金があれば、何に最も使いたいかの問いに、海外旅行が20.4%と最も多く、次いで貯金が17.3%、国内旅行が12.5%と、海外旅行への関心がなくなっているわけではないようだ。ただ、旅行をためらう要因として上記のほか、「旅行よりもほかに使いたいものがある」が、国内旅行が38.2%、海外旅行では26.4%となっており、携帯電話やパソコンなど消費アイテムの増加と反比例して収入が伸びないなか、相対的に海外旅行のプライオリティが下がっている結果といえる。
国内旅行は、年2回以上出かける人も53.3%と多く、今年も国内旅行の予定があるのは68%。「少ない金額と日数で出かけられること」「自然やテーマパーク、温泉、ビーチなど、観光素材が豊富なこと」「安全、安心、言葉が通じる」ため、気軽に出かけられるのが、人気の理由となっている。一方、海外旅行は全体の28.2%が未経験で、24.8%が最近3年間は海外旅行に出かけていない。旅行ためらう理由は国内、海外とも「お金がない」「休みが取れない」「旅行したい人とのスケジュールが合わない」があげられている。さらに海外旅行では「言葉が通じない」が25.8%、「旅先でのトラブルが心配」18.7%、「治安や伝染病が不安」17.3%、「食べ物や衛生面が不安」13.2%などが上がっている。
ただし、30万円程度のまとまったお金があれば、何に最も使いたいかの問いに、海外旅行が20.4%と最も多く、次いで貯金が17.3%、国内旅行が12.5%と、海外旅行への関心がなくなっているわけではないようだ。ただ、旅行をためらう要因として上記のほか、「旅行よりもほかに使いたいものがある」が、国内旅行が38.2%、海外旅行では26.4%となっており、携帯電話やパソコンなど消費アイテムの増加と反比例して収入が伸びないなか、相対的に海外旅行のプライオリティが下がっている結果といえる。