JTBワールドバケーションズが企画するルックJTBは3月7日から、「北欧デザインな旅」の販売を開始する。コースはヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲンの各都市6日間と8日間、2都市6日間と8日間、3都市8日間と10日間滞在を揃える。いずれもフリープランで、今年は新たに設定した各都市のデザインツアーや小旅行プランを追加料金で組み込むことが出来る。デザインツアーでは例えば、ヘルシンキでフィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルト氏の自邸とアトリエ見学、イッタラも扱う陶磁器のメーカー「アラビア」のファクトリーショップなどを回る。デザインツアーの料金はコースによって異なり、4名の参加の場合一人1万1000円からとなる。

　設定期間は4月1日から10月31日の月水金日で、10日間のコースは日曜の設定はない。料金は成田発で12万9900円から。取扱人数は前年比20％増を目指す。

　近年、テーブルウェアの「イッタラ」やテキスタイルと生活雑貨の「マリメッコ」をはじめとする北欧ブランドの人気とともに、北欧への個人型旅行需要が高まっており、同社でも昨年から投入した同様のコースが人気で、今回は若い女性をターゲットに更なる伸びに期待を寄せている。