日旅、2007年海外旅行取扱高は教育団体など伸びるも4.8%減、全体は2.6%減

  • 2008年2月7日
 日本旅行の2007年の海外旅行累計取扱高は、前年比4.8%減の1608億3661万1000円となった。マッハ・ベストツアーが12.7%減の624億7360万4000円となり、他社企画が8.6%増の158億5517万5000円であったものの、企画合計は9.1%減の783億2877万9000円。団体では、教育団体が15.4%増94億7427万3000円の一方、一般が6.6%減の242億3908万5000円で、合計は1.3%減の337億1335万8000円。個人は1.5%減の411億548万3000円。国内は団体旅行が3.9%減の666億3156万9000円、赤い風船が5.1%減の742億3200万4000円、JR券など個人等が前年並みとなり、合計では1.8%減の2987億7811万7000円となった。国際旅行は23.2%増の69億8384万8000円。

 12月単月は、海外のうち、教育旅行が好調であった団体旅行が7.4%増の30億1985万8000円となったものの、企画商品が12.2%減の43億8624万8000円、個人旅行が14.9%減の27億807万8000円となり、海外旅行全体では7.7%減の106億8964万3000円。国内は、沖縄、京阪神、東北などが好調で赤い風船が25.9%増の58億3657万7000円、また個人等が15.8%増の108億8289万2000円となるなど、低調であった団体旅行をカバーし、国内全体では11.3%増の231億6563万4000円となった。