JTB西日本、ニンテンドーDS用京都観光ソフト発売へ−他都市でも展開検討

JTB西日本社長の鈴木孝三氏は、「膨大な情報を容易に持ち歩ける携帯性」、「地図のスクロールや拡大縮小、観光地のアイコンで簡単に情報を得られる検索性」、「情報の豊富さ」をメリットとして強調。地図はゼンリンと共同開発し、タッチペンを動かすと祭りの音が聞こえ季節の行事を見ることができるなど、遊び心のあるものとした。また、ユーザーがお気に入りスポットを登録してオリジナルのコースを作ることもでき、行った場所や行きたい場所などリピーターの旅の記録用としても利用可能。これらの記録は友人と交換できる。このほか、ミニゲームなども組み込んだ。
鈴木氏は、ニンテンドーDSの累計販売台数が2000万台であることに言及し、「(DSは)新しいメディアとも言える。今回のソフトは観光情報の媒体を大きく変えるもの」と意気込む。今回は京都の寺社を中心に紹介したが、今後は他のテーマや他の都市、インバウンド用に英語版など、さまざまな展開を検討する。