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アエロメヒコ航空、平均84%の搭乗率を維持−来年にも成田線の増便を

  • 2007年11月22日
 アエロメヒコ航空(AM)は11月21日、日本路線の就航1周年を記念したレセプションを開催、AMアジア地区ヴァイス・プレジデントのジェフリー・スタン氏は「平均84%の搭乗率を維持している」と好調さをアピールした。スタン氏は日本線についてAMのアジア戦略で最重要に位置づけており、現在のところは一定の評価をしており、サービス強化とともに今後、週2便から週3便へと早期に増便したいという意向を示した。特に、「2008年第2四半期には、成田の増便を実現したい」と語り、既に交渉に入っているとも言及。成田の発着枠は2010年には増える計画だが、これを前に増便を勝ち取りたいと強い意欲を示した。

 また、スタン氏によると現在の日本線は日本人が40%、中国人が40%、その他のアジア系が20%という割合だ。AMは来年4月に上海線の就航を計画しているが、スタン氏は中国/中南米間の需要は多いとの考えで、引き続き、乗継需要は確保できるとの考え。これにより、日本市場での需要獲得とあわせ、アジア地域全域からの需要獲得による高い搭乗率を維持するための活動を続けるという。

 レセプションには駐日メキシコ大使のミゲール・ルイスカバーニャス・イスキエルド氏が参加し、「日本/メキシコ間を結ぶ重要な路線。さらに日本やその他アジア各国の人々に多く利用されている。近々にさらに使いやすくなる」と今後に期待感を表明。メキシコ観光局駐日代表のギジェルモ・エギアルテ氏も「アエロメヒコ航空の就航で、南バハやチワワなど日本で認知がとれていなかったデスティネーションへの広まりがある。これからも、メキシコがデスティネーションの定着に向けて、活動していきたい」と語った。

写真:AM日本支社、およびアジアのスタッフ