スカイマーク、事業収益43%増で純利益26億円計上−通期売上予想を上方修正
スカイマーク(BC)の平成20年3月中間期(19年4月1日〜19年9月30日)は、事業収益が前年比43.1%増の270億6500万円で、営業利益28億600万円(前年:26億5000万円の損失)、経常利益28億6200万円(同:25億4200万円の損失)、当期純利益は26億2500万円(同:26億900万円の損失)を計上した。今期は定期便のほか夏期の東京/那覇線の深夜帯運航、神戸/那覇線の季節運航を実施し、運航便数を10.2%増、提供座席数は5.9%増と積極展開。路線の定着が進み、搭乗者数は39.0%増と好調に推移し、旅客収入が44.1%増の263億3700万円と大幅に増加した。一方、事業費は原油高騰による燃油費増、航空機材の増加に加え、将来の航空機返還に備えて返還整備費を繰入処理したことによる影響で、11.4%増の226億5500万円と増加。また、販売費・一般管理費も予約好調に伴う手数料増加により、30.5%増の16億300万円となった。
下期は中間期の好調を維持し、安定的な収益を予想。ただし、原油価格の急騰による燃油費増加など油断を許さない状況として、通期の見通しは売上高を18億円増加の493億円と修正したものの、利益額は当初見込みどおり、経常利益24億円、当期利益24億円としている。
下期は中間期の好調を維持し、安定的な収益を予想。ただし、原油価格の急騰による燃油費増加など油断を許さない状況として、通期の見通しは売上高を18億円増加の493億円と修正したものの、利益額は当初見込みどおり、経常利益24億円、当期利益24億円としている。