インド・ソニ観光文化大臣、交流拡大に向け強い意欲示す−活発な投資誘致も

セミナーの出席を目的に来日したインド観光文化大臣アンビカ・ソニ氏は、安倍首相の辞意に驚きを示したが、昨年末の日印首相による合意に基づき、今回イベント開催に至ったことに喜びを示した。ソニ観光文化大臣は「約2000万人という日本人の海外旅行者数のうち、日本からインドへの訪問者数が10万3000人とは少なすぎる」と述べ、交流拡大に強い意欲を示した。また、この5年でインド国内のハード、ソフトが充実していることを強調。68億米ドルを投資してのホテルの建設を進めていること、コンベンションセンターの拡充、デリー周辺や仏教関連の観光地などへの税の優遇措置の取り入れ、都市部の衛星面の向上を目指した投資などの具体的な取り組みを紹介、インフラ整備に伴いオリンピックの誘致を計画しているという。
