主要旅行会社の7月取扱額、国内・海外ともやや弱含み−インバウンド2桁伸び

  • 2007年9月11日
 主要旅行会社の7月の総取扱額は前年比0.4%減の5974億158万4000円となった。海外旅行は前年から約1億円減の2320億5030万1000円、外国人旅行は取扱のある企業の35社中26社が前年増と全般的に好調で17.5%増の44億4194万3000円、国内旅行は0.8%減の3609億934万円で、外国人旅行が伸びたものの、海外旅行はほぼ横ばい、国内旅行はやや弱含みに推移した。

 募集型企画旅行の海外旅行は、取扱額が2.9%増の701億5288万7000円、取扱人員は1.3%増の38万8352人となり、取扱額は2ヶ月連続で増加を記録しており、客単価についても前年比で上昇している。取扱額順では、エイチ・アイ・エス(265億6052万4000円、4.1%増)が4月以来の1位となり、以下、JTBワールドバケーションズ(213億918万7000円、7.7%増)、阪急交通社(199億98万円、2.2%減)、日本旅行(151億8341万3000円、10.1%減)、近畿日本ツーリスト(138億3151万3000円、8.5%減)と続く。伸び率では、日立トラベルビューローが46.0%増(20億5501万5000円)で最も高い伸びを示し、5月から34%、6月は22.8%増と3ヶ月連続で大きな伸びを見せている。続いて、i.JTB(27.1%増、4億5440万9000円)、日新航空サービス(20.3%増、44億8353万2000円)、ビッグホリデー(16.3%増、12億6437万8000円)、読売旅行(15.4%増、13億9844万円)となった。

▽主要旅行会社6月取扱額
http://www.travelvision.jp/html/data_files/agent_m0707.xls