タイ国際航空、下期の需要喚起でキャンペーン−PEX運賃も条件緩和

  • 2007年9月10日
 タイ国際航空(TG)は日タイ修好120周年記念キャンペーンのキャラクターに山本モナさんを起用し、下期のプロモーションを展開する。10月1日から11月30日までの期間、パッケージ商品の利用を含みTGに搭乗した旅客を対象に、120名に5万円相当の商品券を提供するほか、10月、11月にそれぞれ12名に日本/バンコク間の往復航空券を提供する。なお、旅行業界対象に、アマデウスと共同でブッキングキャンペーンを実施している。

 また、正規割引運賃は出発21日前の購入期限から7日前までに緩和し、従来のTG前売7の運賃設定を7万4000円から5万5000円に下げた。また、方面でも中近東、南アフリカでも設定し、TG就航地のほぼ全てをカバーし、大阪、福岡発でのPEX運賃の設定で幅広い需要に対応する。今回の期限緩和について、TG旅客営業本部長の黒岩一氏は「旅行者の決定が遅くなっており、より買いやすい設定にした」としている。

 また、TG日本地区総支配人のウィワット・ピヤウィロ氏は「プーケットへの直行便について、冬スケジュールの半ば、または来期の夏スケジュールには再開したい」とコメント。TGによると、夏のプーケットへの動向は良かったというが、この後の季節の需要を見定めたい考え。

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