DS応援プロジェクト:ベトナム模擬問題3

問 フランス人が避暑地として開発し、ヨーロッパの高原リゾートの趣きがある街は、次のどれか
A ダラット
B ニャチャン
C ファンティエット
D ムイネー
――正解は最下行へ
ここに注目!
▽注目高まるリゾート滞在
ベトナム旅行の定番といえば、南北周遊の観光コースや、女性誌などで露出が多いリゾート地、ニャチャンやホイアンと都市のホーチミンやハノイを組み合わせた滞在だ。しかし最近では、こうした定番のルートにリゾートでの滞在を組み合わせた旅行も注目されつつある。ベトナムのリゾートには、忙しい現代のアジアシティとは違った表情と空気が流れている。旅行経験が豊富なリピーターやFIT、ゆったり過ごすことを望むシニア層に提案したい。
▽高原リゾート「ダラット」

なだらかな丘陵には、フランス統治時代の美しいヴィラや瀟洒な邸宅が点在し、町の中心にはボート遊びで賑わうスアフォン湖が広がる。湖畔のカフェ店内に流れるのは、60年代から70年代のフレンチポップス。町を歩けば、田舎街の静かな雰囲気にコロニアル風の建物が並ぶ。そのロマンティックな雰囲気の町並みには、国内のハネムーナーにも人気が高く、年間約30万人が訪れるという。
高原野菜や花、果樹栽培も盛んで。花は菊やバラ、ユリ、カーネーションなどが栽培され、日本への出荷もあるという。現地ではブドウやベリーなどをミックスしたフルーティーなワインや、イチゴなどの特産品を味わいたい。
▽ビーチリゾート「ファンティエット」と「ムイネー」

ホーチミンに暮らす各国の駐在員に人気のあるビーチリゾートと言えば、東へ約200キロメートルにあるファンティエットと、その海岸線に伸びるムイネーだ。ドラゴンフルーツの畑が広がり、そこを抜ければ青い空と海が続く海岸線。ベトナム料理を代表する調味料ヌクマムの産地として知られ、その材料となる豊かな海の魚に恵まれた町である。そして、ファンティエットから海岸線を東に15キロメートル進めば、昔ながらのベトナム人の生活感があふれる素朴なリゾート地ムイネーがある。

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