KNT、ラグゼ銀座で「サロンの夕べ」開催、各国観光局との意見交換の場に

  • 2007年8月29日
 近畿日本ツーリスト(KNT)は8月28日、海外旅行の更なる促進を目的に「KNTサロンの夕べ」をラグゼ銀座マロニエで開催、招待した各国政府観光局との意見交換を行った。挨拶に立ったKNT常務取締役の越智良典氏が、日ごろの感謝を表すとともに、さらなる関係構築の機会の場としたいとの趣旨を述べた上で、お披露目の意味を兼ねた会場のラグゼ銀座マロニエについて「平日はサロンとして、土曜日はイベントを開催するなど、時間と曜日で雰囲気が変わる。特に日曜日は企業が貸切スペースとして使用することもある」と説明。「いろんなことに挑戦し続けるのがKNT。銀座もその一つ」と、同支店の可能性をアピールした。また、同支店の支店長である斉藤篤史氏は「いろいろな素材を教えていただき、お客様に提供させて欲しい」と、期待を述べた。KNTでは同様の趣旨のイベントを、ホテルやクルーズなどとも開催している。

▽ラグゼ銀座マロニエ、オープン3ヶ月で新規登録者が数百名に

 ラグゼ銀座はマロニエは、5月26日のオープンから3ヶ月が経つ。当初から、従来の法人VIP客という顧客を持っていたが、オープン後は新聞や「セブンシーズ」などラグジュアリー雑誌などで露出を高め、これまでに新規客として、数百名が登録したという。同店舗の顧客は50代から70代が中心で、1人あたりの平均単価は150万円から200万円程度。ヨーロッパが圧倒的に多く、またペルーも「下期の2コースが完売になった」ほど人気だという。

 また、周辺のパティスリーやジュエリーショップなどが、店舗の休日にイベント用に貸切利用をしたり、旅行先での現地工房の特別見学会や顧客の紹介など、銀座の立地を生かした展開も行っている。