DS模擬問題:グアム編2

問 2006年、グアムを訪れた観光客のうち、50歳以上は全体の何%か
A 7%
B 17%
C 27%
D 37%
――正解は最下行へ
ここに注目!

グアムは若者やカップル、ファミリーリゾートのイメージが強かったが、ここ数年はシニア層の客数も増加し、2006年の総来島者数に占めるシェアは17%に増加。ヤングファミリーの旅行が多い夏休みは、7月と9月が14%、8月が12%と低くなるが、逆に家族層の少ない2月や11月には20%から21%にものぼる。
グアムがシニアに好まれるのは短いフライト時間、1時間の時差と体の負担が少ない上、ホテル、レストランなどのインフラ設備が整っていることにある。空港からは公共交通機関がないが、送迎バスを出すホテルも多く、タクシーでも約15分でアクセスできる。ホテルやレストラン、ショッピング施設の集中するタモン地区はトロリーが循環運行しているし、オプショナルツアーも豊富で、観光に事欠かない。
▽抜群のゴルフリゾート
地理やインフラ的な優位性のみならず、元気なシニア世代を魅了する要素のひとつに、ゴルフも上げられる。島内には計7つのゴルフコースがあり、主要ホテルから各ゴルフコースまでは車で30分ほど。海沿いに広がるコースや、なだらかな丘陵に広がるコースなど、バラエティ豊かなコースが揃う。グアムのゴルフはカートによるセルフプレイで、キャディはつかない。ゴルフクラブのレンタルもある。
・グアム政府観光局の「アクティビティ・オプショナルツアー」ページへ
http://www.i-loveguam.com/activity/activity_index.html

今年は日本とグアムに定期便が就航し、観光交流が始まってから40周年目の年。これを記念し、グアム政府観光局では1年にわたり、キャンペーンを展開している。6月には、グアムでのハネムーンがブームとなった1967年から1977年にグアムで挙式、または新婚旅行をした人のうち、40名をグアムに招待する「グアムハネムーンカップルを探しています!」キャンペーンを実施。1623名の申し込みの実績は、シニア・団塊世代の新たな市場の可能性を示している。
▽歴史・文化など、シニアが好む要素が豊富

・主な歴史・文化的観光素材
「サン・アントニオ橋」 1800年に建設されたスペイン統治時代の古橋
「スペイン広場」 ハガニアの中心地にある広場。スペインの総督邸のあった場所で、総督邸跡や聖母マリア大聖堂など見どころが多い。
「ラッテストーン公園」 古代チャモロ時代の遺跡で「ラッテストーン」と呼ばれる、高さ1.5メートルほどの石柱が並ぶ。その実体は、まだ解明されていない。
グアム政府観光局 観光地・史跡
http://www.i-loveguam.com/sightseeing/index.html
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