ANAグ、第1四半期の航空事業は売上6.2%増も営利30.5%減、燃油コスト増で
ANAグループの平成20年3月期第1四半期(平成19年4月1日〜平成19年6月30日)の連結業績は、売上高が前年同期比1.3%増の3496億1900万円、営業利益が32.3%減の132億2000万円、経常利益が53%減の68億1000万円で、純利益は1037%増の873億7900万円であった。純利益の大幅増は、ホテル事業資産の譲渡益として1329億9600万円を特別利益に計上したため。航空運送事業は、売上高が6.2%増の3059億円であったものの、燃油費および燃油税料111億円の増加が響き、営業利益は30.5%減の121億円となった。
航空事業のうち、国際線旅客事業は売上高が17.4%増の763億円、旅客数は5.6%増の115万3000人となり、ビジネス需要を中心に堅調に推移。供給量は8.8%増の70億2300万座席キロ、旅客キロベースでは4.9%増の51億6700万人キロと推移している。一方、国内線は売上高が1.4%増の1697億円、旅客数は3.1%減の1075万7000人で、統一地方選挙や競合路線の競争激化により弱含みで推移。ただし、イールドマネジメントの徹底により、旅客単価は4.7%増を確保した。今後、国際線は引き続き好調な推移を見込むほか、国内線でも競争力の強化、需要喚起により旅客数を回復すると予想。原油価格も見込みどおりとして、通期業績予想は期初予想通り、営業収益はほぼ前年並みの1兆4900億円、経常利益は26.4%減の460億円、純利益は96.3%増の640億円としている。
なお、旅行事業の売上高は3.3%増の15億円であったが、営業利益は前年の1億円減収となる1億円となった。
航空事業のうち、国際線旅客事業は売上高が17.4%増の763億円、旅客数は5.6%増の115万3000人となり、ビジネス需要を中心に堅調に推移。供給量は8.8%増の70億2300万座席キロ、旅客キロベースでは4.9%増の51億6700万人キロと推移している。一方、国内線は売上高が1.4%増の1697億円、旅客数は3.1%減の1075万7000人で、統一地方選挙や競合路線の競争激化により弱含みで推移。ただし、イールドマネジメントの徹底により、旅客単価は4.7%増を確保した。今後、国際線は引き続き好調な推移を見込むほか、国内線でも競争力の強化、需要喚起により旅客数を回復すると予想。原油価格も見込みどおりとして、通期業績予想は期初予想通り、営業収益はほぼ前年並みの1兆4900億円、経常利益は26.4%減の460億円、純利益は96.3%増の640億円としている。
なお、旅行事業の売上高は3.3%増の15億円であったが、営業利益は前年の1億円減収となる1億円となった。