「旅行・宿泊の予約」は約半数−シニア世代の生活にインターネットは不可欠

  • 2007年7月30日
 シニア世代の約半数が、インターネットで「旅行・宿泊施設の予約」を利用しているようだ。これはシニアコミュニケーションが7月、50代以上の男女1068人を対象に実施した「インターネット利用の関する調査」の結果。これによると、50代では「ショッピング」が最も多く、男性が59%、女性が53%だったが、次いで「旅行・宿泊施設の予約」が男女とも52%となった。60代男性では「旅行・宿泊施設の予約」が最も多く、48%。60台女性は44%で「ショッピング」「乗換え検索」に次ぐ順位となった。

 「インターネットがなくなったら困ること」では、「交通機関の時刻表や乗換えの検索」が最も多く、特に50代女性では79%、60代女性も71%と大きな割合を占めた。次いで「地図の検索」「銀行などの口座取引」と続き、「旅行・宿泊施設の予約」は4位で、50代女性と60代男性がそれぞれ50%であった。さらに、「インターネット情報・通信手段としてなくてはならないものか」では、「非常にそう思う」と回答したのは、50代男性が63.6%、50代女性が63%、60代男性が58.8%、60代女性が53.9%と、生活にインターネットが浸透していることが良くわかる。ちなみに、「インターネットの普及により購入しなくなったもの」は、1位が「交通機関の時刻表・路線図」で53%、2位が「地図」で41%、3位が「雑誌」で31%であった。