外国人延べ宿泊者数は全体の6.7%、韓国人が1位に−国交省の宿泊統計調査
国土交通省は平成19年1月から3月の「宿泊旅行統計調査」を取りまとめた。日本国内の都道府県別で比較できる宿泊調査として初めてのもので、全国統一の基準を設定して調査。日本国内での宿泊旅行と外国人旅行者の動向など「議論を進める正確な統計データ」として期待されている。
これによると、平成19年1月から3月の延べ宿泊者数は7204万人泊で、外国人は全体の6.7%を占める485万人泊であった。国籍別では韓国が33万人泊と外国人延べ宿泊者数の20.5%を占め、最も多く、国交省ではゴルフを目的とした訪問者増加によるチャーター便の増加が奏功したとみている。また、2位は台湾で89万人泊、3位はアメリカの64万人泊で、上位3ヶ国・地域で全体の50%以上を占める。また、4位の中国(44万人泊)、5位の香港(37万人泊)を含めると、全体の約70%を占めることになる。都道府県別では、1位が東京都で150万人泊以上と2位の大阪を100万人泊上回った。
なお、調査対象は従業員が10人以上のホテル、旅館、簡易宿所の1万406施設で、回収率は71.7%となる7463施設。調査に先立ち、昨年の6月から8月の夏期に第2次予備調査を実施。その前回調査値と比較すると、延べ宿泊者数は10.6%減、外国人延べ宿泊者数は3.4%減となっている。また、国籍別ではオーストラリアが69.4%増、タイが44.7%増で、韓国は23.7%増。人泊ベースで上位であった台湾は7.7%減、アメリカは10.6%減となっている。
▽国土交通省「宿泊旅行統計調査」
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/stay_stats.html
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国交省、都道府県で比較可能な初の宿泊統計調査を公表(07.01.23)
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なお、調査対象は従業員が10人以上のホテル、旅館、簡易宿所の1万406施設で、回収率は71.7%となる7463施設。調査に先立ち、昨年の6月から8月の夏期に第2次予備調査を実施。その前回調査値と比較すると、延べ宿泊者数は10.6%減、外国人延べ宿泊者数は3.4%減となっている。また、国籍別ではオーストラリアが69.4%増、タイが44.7%増で、韓国は23.7%増。人泊ベースで上位であった台湾は7.7%減、アメリカは10.6%減となっている。
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