トルコ、07年は27%増の16万人予想、トムソン新代表「文化・体験」打ち出す

トルコへの日本人渡航者数は05年から上昇傾向にあり、06年は7.5%増の12万5765人と過去最高を記録。07年上半期(1月から6月)も44.74%増の8万4373人と好調に推移し、「今年は27%増の16万人になるのでは」と予測する。一方でトムソン氏は「SARSや政情不安で低迷した03年、04年の需要の反動」と冷静に見つつも「日本人は“安全”に敏感だったが、以前に比べて客観視できるようになった」として「さらに増加が期待できる」とも述べる。
対象は全客層といいつつも、メイン市場である女性層、団塊世代に加え、30代から50代の男性層にも注目。ラフティング、パラグライダーが盛んなアクティブな面と、イスタンブールのナイトライフなどモダンな面を提案する考えで、既に作成中の2008年の日本語ブローシャーにも新しいトルコのイメージを打ち出していくという。