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日本航空、羽田/ウランバートル間に深夜枠でチャーター便、発着枠変更後初

  • 2007年7月26日
 日本航空(JL)は7月27日、羽田発ウランバートル行きのチャーター便として22時30分出発で運航する。アジア・ゲートウェイ戦略で、羽田空港の国際チャーター便の深夜・早朝発着枠が20時30分から8時30分までに拡大されたが、この時間帯に実際に運航する航空会社はJLが初めてとなる。当初JLでは、ウランバートルへのチャーター便を23時から24時の出発で計画していた。

 JLでは07年度中に800便のチャーター便を運航する計画で、300便を羽田発で予定。このうち深夜・早朝の発着枠は20便程度を想定しており、ウランバートルや仁川などが候補として挙がっている。夜間発のチャーター便は、旅行者が終業後に出発できる利点があり、そのなかでも今回の拡大枠は「遅すぎない時間に飛ぶことができ、空港への交通機関の運行本数の面でもメリットがある」(JL広報部)としている。

 また、羽田発仁川行きのチャーター便は、これまでも週末に運航しており、金曜日の夜間に出発し、土曜や日曜に帰国するスケジュールを組んできた。これは特に女性層などから、終業後に出発して週末で韓国旅行を楽しめるという点で好評であるという。また、仁川発羽田行きの便では韓国人訪日客の需要も高く、「予想以上に好調」だという。JLでは今年度中に羽田/仁川間のチャーター便を、片道ベースで合計50便程度を運航する考えだ。